9話のあらすじ
研究会に忍び込み帳簿を盗もうとした英莉可と逆木、そしてこっそりあとを追いついてきた英莉可の母。しかしそこへ先生が現れ、逆木を呪い殺してしまう。母親はスタンガンで先生を気絶させ英莉可に逃げるよう説得するが、彼女は逆木を助けるため呪いを自らに取り込む。意識を取り戻した逆木とともに逃げ出す英莉可に母親は車の鍵やスマホが入った袋を渡し、二人を送り出す。
母親が借りてくれていたマンションの一室に身を潜めた英莉可は三角らに連絡を取る。今度こそ先生と戦いこれ以上誰も呪わせたくないという英莉可に、三角も協力を誓うが、ただ一人冷川だけが理解できないという表情を浮かべていた。
9話の感想
衝撃の連続で最後まで急展開の続く第9話でした。
これまでずっと英莉可に嫌悪感を抱かれてきたお母さんが、まさかの英莉可を助けるために先生にスタンガンを向けるという初っ端からびっくりの展開。英莉可にとっては助けてもくれないのに気遣ってくるような態度が嫌だったようですが、実はずっと救出するためにこっそりと策を練っていたことが明らかになります。逃げるための車と、隠れるためのマンションと、真新しいスマホ。お母さんの想いを初めて知った英莉可の、「もっと早く助けてほしかった」という言葉が切なくて悲しい……。
でも「もう何も怖くない」と戦いを決意することができたのは、間違いなくお母さんの影響だったはずです。親の愛情って何より大事。
ただ、逆木さんから吸い取った呪いのことを「知ってる人間の呪いはキツい」というようなことを言ってたので、おそらくお父さんはもう……なのかな。
一方これまでじわじわと匂わせてきた冷川さんの異常性がついに爆発。彼がかつての家(てのひら研究会)に追いてきた忘れ物とは「呪い」そのもの。そしてその「呪い」を先生が奪ってしまった。
その冷川さんと先生もついに初対面し、そこへ三角くんも……というラスト数分でとんでもない急展開が再び。どうなってしまうのか、次回がめちゃくちゃ気になります。
今回は以前一度だけ登場した鬼内さおりも再登場しました。池の中にいるもう一人のさおり、そして一度入ったら出られないと噂の家。彼女の言葉が三角くんにさまざまな気づきを与えるというのがとても面白い。今回のテーマはおそらく彼女の言った「憎しみが人を生かすこともある」ということ。憎しみに生かされている冷川さんは、憎しみがなくなった時どうなってしまうのか。三角くんがその代わりになるのか、この辺りが最終回に繋がっていくのかもしれないですね。
関係ないけど、鬼内さおりさん。雰囲気と家の設定と声が大原さやかさんというところ、なんとなく某作品のあの人っぽいですよね。
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