12話のあらすじ
英莉可と逆木の助けによってついに冷川のもとへ辿り着いた三角。しかし三角と向き合うことを恐れた冷川は深淵へと落ちていってしまう。彼を追って自らも落ちていった三角はなんとか彼の手を掴むが、次の瞬間かつて二人が依頼で訪れた大量の目がある空間へと移り変わっていた。そうして次々と入れ替わる空間の中、三角は冷川にとっての「憎しみ」の意味を知る。
12話の感想
素晴らしかった……。本当に素晴らしい最終回でした。いや、最終回が凄いというよりも、1話から全ての物語が繋がったシナリオの巧さに心打たれました。
「本当に怖いのは人間」「信じる」「憎しみ」「運命」……これまで作中に登場した印象的な言葉たちが全て集約するストーリー。もう一度初めから見直したくなる素晴らしい作品でした。
憎しみが人を生かす原動力にもなる、という言葉の意味もとても重かった。冷川さんにとってはそれが生きる力だった。冷川さんがあの場所に置いてきてしまったものは「憎しみ」である「呪い」でもあったけど、それは置いてきたのではなく、忘れてしまったものでもあったんですね。それを彼は半澤さんのせいにした時もあったけれど、半澤さんにとってはそれは愛情だったというのも……。すごい、しんどい。でも最終的に、その愛情に気づくことができた冷川さんにも泣けました。すごいな。愛だな。
冷川理人というキャラクターを演じた羽多野渉さん、そして小林ゆうさん。どちらも本当に素晴らしかった。ゆうさんから羽多野さんに切り替わる瞬間があったんですが、ものすごい自然でしたね。違う声なんだけど、確かに同じ人が喋っている感じもあってとても感動しました。全話通してとてもいいお芝居を聞けました。
そして先生……。もうなんかお母さんの気持ちを思うと切なくて泣いてしまった……。やっと思い出せたのかな。ED映像のアルバム写真も、お母さんがお父さんの顔を思い出せたことを示してるのかなと思うともう……。先生にとっても、幸せだった頃の記憶が取り戻せたってことだったらなお泣ける。本当にこの家族幸せになってほしい。先生とお母さん切なすぎんのよ……。
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