1話のあらすじ
アイドルユニット「ZINGS」のメンバー・仁淀ユウヤ(CV.今井文也)は自他共に認めるイケメンでありながら、歌わない踊らないファンサービスもしないというやる気のなさゆえに、事務所の社長・信濃ヒトミ(CV.喜多村英梨)からクビを仄めかされてしまう。ソロ活動には否定的なもう1人のメンバー・吉野カズキ(CV.堀江瞬)から考え直してほしいと頼まれるも、楽して稼ぎたいという理由でアイドルになったユウヤは辞めたいと思い始めていた。そんなユウヤの前に現れたのはアイドルの最上アサヒ(CV.東山奈央)と名乗る少女で……。
1話の感想
・ストーリー
楽して稼ぐためにアイドルになったという設定がまず斬新。たとえどんなイケメンだったとしても歌わない踊らないファンサービスもないアイドルってアイドルなのか?? という疑問はありつつも、生きてるだけでいいと全肯定してしまうファンがついてるのも面白かったです。仁淀担のヲタ3人のやり取りだけでも30分見れるんじゃないかってくらい面白くて笑いました。
生きてる人間と幽霊がコンビを組んでお互いの足りないところを補い合うという設定はこれまでにもありましたが、それをアイドルでやろうっていうのがまずすごいですよね。発想の勝利だと思います。話自体は面白いし、ユウヤの人は悪くないんだけど意地でも楽したいというクズ発想も面白いので視聴継続しますが、もう少しテンポ早くてもいいかなーという感じ。
あと個人的にはアサヒちゃん登場から幽霊だと認識するまでがめちゃくちゃ早くて、ユウヤの柔軟性の高さに笑いました。
・作画
キャラデザも可愛くて作画も綺麗でした。ライブシーンはフルCGなのもあって、それ以外のシーンはあまり動きもないからか綺麗でしたね。
ただフルCGがちょっとお粗末かなあ。ライブシーンなんか見てて違和感あるなと思ったら、首から下がカチカチに固まってるみたいに動かないんですよね。普通あれだけ踊ったら服が揺れたりジャケットの裾がはためいたりしてそれがかっこいいのに、多分モデリングの時点で服が動かない仕様になってるらしくフィギュアが踊ってるような違和感がありました。CG自体は綺麗で素敵なんですけどね。
あとユウヤとカズキの衣装の首周りにある雲みたいなモコモコ、あれ何? めっちゃ首凝りそうで笑いましたw。ライブシーンそこばっかり見ちゃった。
・声優
これがアニメ初主演となるユウヤ役の今井文也さんは、ユウヤ時の低音はちょっとまだ硬いかなあという印象。ただその分ユウヤのやる気のなさは伝わってきたのでそういう演出なのかも。ところがアサヒちゃんが乗り移った時の声はめちゃくちゃ可愛い。無理して女の子っぽさをつくってるんじゃなく、可愛い系の男の子アイドル感がしっかり出ていてかなり好みの声でした。
カズキ役の堀江瞬さんがまた可愛い系の声なので相性もバッチリですね。
あとはやっぱり仁淀担3人娘が可愛かった。大地葉さん、石見舞菜香さん、上田瞳さんのテンション高めな掛け合いは癖になりそう。収録すごい楽しそう。
・総評
CGに違和感はありましたが、それ以外は総じてレベルの高い作品でした。アイドルアニメの醍醐味であるキャストによるキャラクターソングも素敵で、OP・EDそして劇中歌でもキャラソンを聴けるのが個人的にはたまらない。いわゆるキラキラ系のアイドルアニメはちょっと胸焼けしてしまうので、このくらい捻った内容だとまた違った楽しみ方ができそう。ユウヤとアサヒちゃんがこれからどんな関係性になっていくのかも楽しみです。
関連商品
↓Amazonプライム会員なら月額600円でAmazonプライムビデオ見放題や無料の配送特典などお得なサービスを受けられます。他にも多数のサービスを利用できるのでオススメです!
コメント