2話のあらすじ
怪人0の超再現空間に閉じ込められたベリィとハック。なんとか脱出しようと駆け回り、ハックのおかげで脱出成功を果たすがベリィはそのまま家のベランダで意識を失ってしまう。一方のハックは0現象を追ってきたカスタマーセンターの警備員らに狙われ、隠れ家もバレてしまうが捕まることなく行方をくらます。
翌朝目が覚めたベリィは学校の友達に0現象のことを話すが、そんな形跡はデコのデータに一切残っていなかった。
2話の感想
超再現空間など未だに頭が追いつかない様子も多いですが、2話にして徐々にこのトムソーヤ島の闇がちらつき始めました。
まずはデコについて。前回はコンタクトレンズみたいな形状なのかなと予想していたんですが、まさかの眼球に直接施術するというめちゃくちゃ怖いブツでした。ベリィが直前で逃げ出したのではっきりとは分からないものの、眼球にスタンプ見たいなのを押し付ける感じでしたね。こっわ。ただやはり抵抗がある人もいるのか眼鏡型のデコも売っているようです。それでもデコの装着は義務とのことで、多分生まれてすぐに判別がつかないうちにデコを装着しちゃうんだろうな。眼球に直接と言うのも怖いんですが、患者の判断そっちのけで無理やり施術しようとした医者もめちゃくちゃ怖かったですね。
そしてもう一つの闇は1話でもちらりと描かれてましたが、カスタマーセンター。ベリィの両親も務めるカスタマーセンターのコンテンツモデレーターたちが、デコの中で住民たちによって投稿(?)された情報・画像を“適正”か“不適正”かを判断、不適正と判断された場合は即削除されてしまいます。見る限りは他人への悪口や批判、事件・事故について、他人が見て不快・不安にさせられる内容は全て削除されるようです。
当然ベリィが見たユーレイの少年・ハックも不適正と判断されて全て削除されていました。それゆえにデータが残っていなかったわけですね。
情報管理社会をディストピアとして描くアニメは数多いですが、一見ハッピーに思えるらぶに囲まれたこの世界の裏でも、情報統制されているのがギャップがあって非常に不気味。
父親の仕事場に侵入したベリィはこのことを初めて知り、両親は嘘つきだとカスタマーセンターのやり方に疑問を抱きます。最終的にはこの島の在り方をベリィやハックたちが変えていく物語になるのかなあと予想。
分からないのは怪人0ですよね。ベリィが超再現空間で出会った怪人0と、友達二人と一緒に見ていた狼みたいな見た目の怪人0は別物……という認識でいいんでしょうか。ゲームのシナリオがなんたらと言っていたので、CV大塚明夫さんの方の怪人0はあくまでもフィクションの存在ということかな。一応怪人0は都市伝説的な存在のようですし。
ただ実際に存在した方の怪人0が、0現象の原因だとすると何が目的なんだろう。カスタマーセンターのやり方に反発してるのかな。そうすると住民登録してないユーレイのハックとかとは敵対しなさそうだけど。まだまだ謎が多いですね。
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