3話のあらすじ
ACCA本部長のモーヴ(CV.田中敦子)から食事に誘われたジーンはそこで、クーデターの噂が広まっていること、5長官からクーデターに関する調査を止められたこと、そして自分の代わりに調査してほしいことを告げられる。
一方王位継承権を持つシュヴァーン王子(CV.宮野真守)は、自身の成人記念式典で現国王が退位されると考え自らが国王となったあかつきにはACCAを解体させようと考えていた。
3話の感想
ACCA内部だけでなくドーワー王室にまで広がっていたクーデターの噂。重要人物も出揃いいよいよ本格的に物語が動き始めてきました。ここからは誰がどの陣営で、敵なのか味方なのかがだいぶ複雑になってきます。
まずはモーヴ本部長。ACCAの制服をかっこよく着こなすお姿も素敵ですが、今回はジーンとの食事で見せたシックなドレス姿と、成人記念式典で見せた白のドレス姿といろんなお姿が見られて大変幸せでした。モーヴ本部長ほんとうにお美しい……。こんな上司ほしい。
それはともかく、クーデターの噂をいち早く掴んでいたモーヴ本部長ですが5長官からその調査を止められてしまったため、仕事で各支部を視察に回っているジーンにその役割を任せたいと提案してきます。当然断れないジーンはこうしてモーヴ本部長と内密な協力関係に。
続いて第3話で初めて登場したドーワー王室。
元国王の孫に当たるシュヴァーン王子は唯一の王位継承権の所持者。今回行われた成人記念式典で、国王が退位されると読んで王になったあかつきにはその場でACCA解体を宣言する気満々でしたが、結局国王は退位されなかったというオチ。
それでも次期国王という立場には変わりないものの、モーヴ本部長に「バカ」呼ばわりされてしまうところがなんとも憎めない愛すべきキャラクター。お付きの近衛兵であるマギー(CV.上村祐翔)とのコントみたいなかけあいが大好き。
それから国王であるファルケ2世(CV.中尾隆盛)と、枢機員長のクヴァルム(CV.石塚運昇)。ほわわ~んとした国王の雰囲気と、国王の前とそれ以外では雰囲気ががらっと変わるクヴァルムの姿が印象的です。国王はともかくクヴァルムもクーデターの噂は気になっている様子。
今回の成人記念式典。実は今後の展開に繋がる伏線がものすごい散りばめられている回でもあります。式典に監察課が呼ばれた理由、ニーノがロッタを式典に連れていった理由、ジーンにむらがる無数の視線、国王の好物のケーキ……とかとか。特にロッタは今後もかなり重要なキャラとなっていくので注目です。
あといよいよ声優が豪華になってきましたね。キャラが合いすぎているマモのバカ王子、一切毒気のない中尾隆盛さん、柔らかい声と無機質な声の使い分けがかっこいい運昇さんなどなど。何度見ても声優好きにはたまらないキャスティングです。
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