8話のあらすじ
フランク族から奪った財宝を手に、冬を越すためにデンマーク・ユトランド半島にあるゴルムの村へと帰港したアシェラッド兵団。彼らが持ち帰った財宝に大喜びの村人たちと領主のゴルム(CV.宮澤正)。
そんな中、フランク族の小競り合いで手柄をあげたトルフィンに申し込まれた決闘を受けることになったアシェラッド。見届け人のゴルムと村人たちが見守る中、2人の二度目の決闘が始まる。
8話の感想
冬を越すためにアシェラッドたちがやってきたのはデンマークのユトランド半島にあるゴルムの村。アシェラッドたちの故郷なのかは不明ですが、彼らの拠点となっているようす。
領主はお金大好きなゴルム。アシェラッドに金の奴隷と皮肉られるほどの金好きで、高い金を払って買った元貴族の奴隷ホルザランドをしばきたおすなんとも心の狭い男。生まれは貴族でも巡り巡って奴隷になってしまう時代、恐ろしいですね。ホルザもかつては奴隷を買う側だったかもしれないのに。
そんなゴルムの村で、アシェラッドたちがまず行ったのがトルフィンとの決闘。アシェラッドはなんだかんだ約束は守る男のようで、二度目の決闘をゴルム見届けのもと行うことに。(二度目とは言ったもののトルフィンが兵団に入って10年くらい経ってるはずなのでもっとやってたかも……?)
幼かった頃とは違いすっかり成長したトルフィンは最初こそ速さと反射神経でアシェラッドの剣を吹き飛ばすところまでは成功させるも、父トールズのことで煽りに煽られ冷静さを失ったために最後はあっけなくやられてしまいます。
セリフだけをとらえれば父の仇に燃えるトルフィンに対しわざと父を馬鹿にする言葉を放ったアシェラッドはもう最低な男なわけですが、全部分かっててわざと煽ってるんですよね。おそらくトールズを馬鹿にする気持ちは本心ではなさそう。
それと決闘前のゴルムとの会話でアシェラッドが口にした「どんな人間も使い方次第」というようなセリフ。あれはつまりアシェラッドは自分に復讐心を燃やすトルフィンをわざと煽って兵団のために戦わせている、とも取れるわけで。もしもアシェラッドがトールズとの約束(トルフィンたちに手を出さない)を今も守っているんだとしたら、なんかもうアシェラッド……嫌いになれない(どころか好き)。
言動とは裏腹にものすごく思慮深くていろいろ考えているんだろうなあ、というところが好きです。そしておそらくそれを全て理解してフォローしてるビョルンも好きです。この2人初登場時から印象変わりすぎ。
さて冬を超えついにやってきたデンマーク軍によるイングランドへの大攻勢。デンマークのスヴェン王や王子であるクヌートも参戦しての戦いは次回からいよいよ本番となりそう。舞台はロンドン、ここにトルフィンたちも加わる……のかな。ここからまた地獄が始まりそうなので気合いれて次回も楽しみたいと思います。
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