9話のあらすじ
日本対スイス戦後、手塚にかけられた「おまえは今、誰を倒したい?」という問いかけに思い悩むリョーマ。決勝トーナメントが明日に迫る中、いつもと様子の違うリョーマに対しラルフは次々とアメリカ代表選手と戦わせていく。リョーマの中の「迷い」に気が付いていたラルフは……。
9話の感想
これまでずっとアメリカ代表として日本代表の試合を見守ってきたリョーマくん。それに対しいろんな思いを抱く日本代表の面々。
そんな中、手塚部長が投げかけた言葉がリョーマくんの中にとある「迷い」を生じさせます。それは「おまえは今、誰を倒したい?」というシンプルな問いかけ。
平等院を倒すためにアメリカ代表になったはずなのに、どうして迷いが生じてしまったのか。それを教えてくれたのはラルフと手塚部長、そして青学の仲間たちでした。
リョーマの中の迷いに気が付いたラルフはアメリカ代表選手と次々に戦わせ、最後は自らリョーマの相手をすることで「いるべき場所」に気が付かせます。
ラルフはどことなく手塚部長を思わせる雰囲気を感じますね。2人とも自他ともに厳しいようで、リョーマをしっかり導いていくのがかっこいい。手塚部長も、今はドイツ代表としてライバルになっても、リョーマくんにとってはまだ部長なんだなあというのがなんだかグッときます。
自分のいるべき場所がアメリカ代表ではなく日本代表だと気づき背中を押されたリョーマくんは、なんと決勝トーナメント前日に日本代表へと戻ることに。
しかし少し意外だったのは、リョーマくんがアメリカ代表の座を捨てたことに桃先輩が怒ったこと。代表になりたくてもなれなかった人たちに失礼だと怒る桃先輩は、自分自身に重ねてしまったのかな。
確かにリョーマくんの選択は本来であれば許されないことで、テニスに関しては天才でも人間的な部分をこうして叱って導いてくれる先輩がいるのがやっぱり素敵。
あとリョーマくんの選択に対して、代表選手それぞれが自分の意見を述べていたのもなんか良きでした。
にしても日本代表になって仲間が増えた中でも、やっぱり青学メンバーが揃う(部長除いて)のは胸アツですね。久々に青学ジャージ着るリョーマくんにもトキメキました。やっぱこのユニフォームが一番似合うよ!!
というわけでまさかのアメリカ代表を離脱して日本代表へと舞い戻ってきたリョーマくん。
一方次の対戦相手となるフランス代表主将が今回初登場しました。
L・カミュ・ド・シャルパンティエという長くて覚えられない名前の見るからにイケメンな彼をなんと、あの緑川光さんが演じるという豪華さ。キャスティングが強すぎる!! テニスに愛されすぎてテニスの声が聞こえるというこのありそうでなかったトンデモ能力も緑川さんならなんか納得してしまう!!
次回のフランス戦も楽しみです。
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コメント
越前が仲間達を通して迷いを吹っ切ったりするところは、
TVアニメ無印の終盤を思い出します。
無印のTVアニメはTVアニメで決着をつける形で終わらせる都合上、
全米オープンへの招待状が届き、全米オープンと全国大会の間で揺れ動いて
全国大会出場選手を決める構内ランキングで実力を出しきれなくなる展開があったんです。
その時も今回のように手塚が後押ししてくれたり、怒る理由こそ違えど桃城が越前に怒ったりと
無印終盤のアニオリと似ている部分があるんです。
あの時は全米オープンへ向かうと今回と真逆だったんです。
ちなみにその後のovaでは全米オープンでの活躍を終え、ちょうど、比嘉中VS六角中の最終試合中に帰国し、
駆けつけて原作の展開に戻すという形で話が続いて行ったりしました。
こういう改変の為、原作展開に戻りはしたものの比嘉中との試合は1日後に改変されたりと
アニメと原作展開を繋ぐ為の改変も多かったりします。
いつもコメントありがとうございます!
確かにTVアニメ終盤でも似たような展開ありましたね。
リョーマくんはいつも強気で自信に溢れてますが、
意外と思い悩むことも多くてそれを手塚部長や桃先輩たちが背中を押してくれるのが毎回素敵だなと感じます(´▽`*)