13話のあらすじ
ウェールズのモルガンクーグ王国からブリケイニオグ王国へと入ろうとしたアシェラッド兵団だったが、国境付近で岩場に隠れていた兵士たちに包囲されてしまう。デーン人に敵意を剥き出しにする彼らに対しアシェラッドは自らの計画を明かすことにするが……。
13話の感想
冒頭トルフィンに似た少年が女性を抱えて海を歩くシーン、これは一体……と思っていたらまさかの少年アシェラッド。トルフィンに似た雰囲気があったので戸惑いましたが、演じていたのは小林千晃くんでした。
後に明かされましたが、この時抱えていた女性がアシェラッドの母・リディア。ウェールズの元王女であり、ケルトの将軍アルトリウスの子孫。アーサー王伝説のモデルとなった将軍なのだとか。
アシェラッド、とんでもない血筋だった……。
今までずっとアシェラッドが何を考えているのか、どういった人物なのか読めなかったんですが、「デーン人が嫌い」というのが一番衝撃的でした。デーン人として、デーン人の仲間たちとヴァイキングしてるアシェラッドが、本心ではデーン人嫌い。そしてそれを古株のビョルンにすら気づかせない。この人の精神力やばすぎでは。
アシェラッドに復讐するためにヴァイキングやってるトルフィンとも少し重なる部分もある気がしますね。まだ全然アシェラッドのこと分かりませんがさらに好きになってしまった。
ところでブリケイニオグの王様アッサーさんも中々の役者でしたね。アシェラッドとグラティアヌスさんの三人だけになった途端、口調も砕けて敵意も消えてまるで別人。建前って悪い言葉のように使われますが、こういうのを見ると重要なことなのがよく分かりますね。
あとイギリスの歴史知らな過ぎて悔しい。
今回もうひとつの見どころだったのがクヌート王子が初めて自らラグナルさん以外に口を開いたところ。トルフィンに「だっせー」と馬鹿にされたのがよほど悔しかったのか、「臆病なのではなく慎重なだけ」と言い訳するのがめちゃくちゃ可愛かった。勇気出して言ったんだろうな。
面白いのはアシェラッドがクヌートを馬鹿にするとすぐキレるラグナルさんが、トルフィン相手だと何にも言わないんですよね。一応命の恩人だからなのか、それともこどもだからと多めに見てくれてるのか。トルフィンのよっぽど酷いこと言ってるのに、クヌートが自分から喋るのが嬉しくて感動してるラグナルさんに笑ってしまった。それにしても王子とトルフィンのやり取りかわいいな。このふたりこれから仲良くなったり……しないか。
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