12話のあらすじ
裏風都へと迷い込んでしまった蘭堂廉太郎を発見したときめは、二階堂に作らされた部品は原子炉にまつわるものなど聞かさせる。二階堂の部下たちが風都へと移動するのを利用して2人は風都へと戻ってくるが、そこは二階堂のアジトだった。
12話の感想
「超人r」編、そして最終回となった第12話。
名実ともに探偵の助手となったときめが今回も大活躍。ロード・ドーパントたちから逃げ回る廉太郎さんを発見・保護し、廉太郎さんが最初に裏風都へとやってきた辺りへ行けば元の風都に戻る穴が開くかもしれないと推理。見事に元の風都へ2人無事に生還。
にしても廉太郎さん、過去に騙されて地雷用の部品を作らされて間接的に非人道的な行為に協力してしまっていたからと言って、二階堂を追ってアジトまで行ってさらに裏風都へのワープゲートにまで飛び込んでしまう行動力がすごすぎる。そこまで追いかけてどうするつもりだったんだろう。
リアクター・ドーパントは強力なエネルギーを持つがゆえに、人間に戻ったあとも余熱が長時間体内に残るというデメリットがあるという設定は面白かったですね。これまで登場したどのドーパントも、元となった生物や物体の特性が活かされていて、そこからフィリップが攻略法を見つけるというのが斬新で面白い。
でも余熱だけで目からビーム打てちゃうのは反則では……w。 あと最後自爆(?)する時、心なしか下半身から光が出てたような……なんでもないです。
ひとまずリアクター・ドーパントは倒したものの、万灯雪侍の正体は分からず、裏風都への道も閉ざされたまま。裏風都に関しては振り出しに戻る感じになってしまいました。
しかし一方でときめの持っていたジョーカーメモリを起動するも、ときめ自身には生体コネクタが出現せず、ときめ本人が使用者ではなかったことが判明。ときめがドーパントではなかったことが判明して一安心。ただときめがなぜ裏風都にいたのか、ジョーカーメモリの本当の所有者は誰なのかなどは不明のまま。まだまだ先は長そうです。
そしてラストは、ときめと出会う前の翔太郎とフィリップの過去が明かされる……というところで物語は終幕。第1話冒頭で描かれていた翔太郎の過去らしき映像が再び流れ、原作ではこの後その過去に何があったのかが描かれるのでしょうか。それともドラマ版での出来事なのかな。
「風都探偵」は全体的には「仮面ライダーW」及び関連シリーズを見ていなくてもなんとなく楽しめる作品にはなっていましたが、やっぱり元を知らないと理解できない部分もありました。元を知っていればもっと楽しめるんだろうなと。ドラマ版や原作コミックファンには概ね好評だったようですし、そういう意味ではやはり仮面ライダーファンのためのアニメだったのかも。
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