アニメアニメ感想

ヴィンランド・サガ #19 「共闘」 感想

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19話のあらすじ

トルケルの強烈な一撃により片腕を骨折し重傷を負ったトルフィン。それでも戦い続けようとするトルフィンをおさめたのはアシェラッドだった。勝つために何をすればいいのか考えろと冷静に諭されたトルフィンはアシェラッドの治療を受けながら彼の共闘作戦を受け入れる。
一方トルフィンの治療を認めたトルケルは、その間にかつてのトールズとの日々を語りだす。

19話の感想

長かった対トルケル戦もついに終わりを迎えました。今回が今までで一番トルケルの魅力が溢れてましたね。
どこまでも戦士の誇りを重んじるトルケルは、負傷したトルフィンに治療の時間を与え、約束通りトールズとの思い出を語ります。
かつてヨーム戦士団でともに大隊長を務めていたトルケルとトールズ。いつか決闘で倒そうと思っていたトールズはしかしとある戦で海の奥底へと消え死んだと思われていたものの、その後戦士団の本拠地でヘルガ、幼いユルヴァとともに戦士団を抜けようとするトールズと再会。「本当の戦士」とは何かを悟ったというトールズは、脱走が死刑と知りながらも家族とともにこの地を去ることを決意。それを知ったトルケルは止めようとするも反撃を食らって負けることに。
この時の斧を持っていたトルケルに対し、トールズは手ぶら。武器なしでトルケルを一瞬でぶちのめしたと考えると改めてトールズがいかに強かったかがうかがえます。「本当の戦士」に剣はいらないを見事に体現している。

しかしトルケルはこの時、トールズについていかなかったことを実はずっと後悔していたそう。この時ついていっていれば「本当の戦士」とは何か知ることができていたのではという後悔。今のトルケルにとって最も重要なことは「本当の戦士」が何なのかを知ることなんですね。
そしてかつてのトールズの面影を、今のクヌートの瞳に見たからこそ彼の行く末を見届けることにした。この流れがとても美しい。

そしてアシェラッドもまた、彼の望む通り覚醒したクヌートを見て、ラグナルを殺したことを自ら明かし真の忠誠を誓うことに。アシェラッドにとって、クヌートこそが待ち望んでいた王なのでしょうか。
行動原理や信念が分かりやすいトルケルに対して、アシェラッドはやっぱりまだまだ分かりづらいですね。本当に本心からの言葉なのかっていちいち疑っちゃう。でもそこがいい。
トルフィンとの共闘も、さすがの観察眼と冷静な判断でかっこよかったです。決闘後の「この隙に逃げるぞ」ってアシェラッドの裾掴むトルフィン可愛かったですね。呼び方がすっかり「ハゲ」で定着してるのも笑う。一度も否定しないアシェラッドが大人ですわ。

それにしても今回は本当に見どころが多かった。
トルケルも、アシェラッドも、トールズも、そしてトルフィンもかっこよかったですが、たとえ殺されてでもトルケルを守ろうとしたアスゲートもかっこよかったですね。頭掴まれても冷静でいられるアスゲート、相当トルケルのことを理解して信頼しているんだろうなと。
トラウマで幼児退行しちゃったトルグリムのがよっぽど人間的ですわ……。彼は生き残って幸せだったのか、不幸だったのか。

それはともかく覚醒したクヌート。まさかのトルケルとアシェラッド、両方を味方につける手腕、あまりにもかっこいい。しかしここからスヴェン王にどうやって戦いを挑んでいくのか。まだまだしんどい展開が続きそうです。

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