アニメアニメ感想

【アニメ感想】ツルネ―つながりの一射― 第五話 「押し手、引い手」

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5話のあらすじ

責任を全て背負い込もうとする海斗とそんな彼の姿勢に苛立ちを覚える七緒。2人のすれ違いは深い溝を作り、やがて部内にも不穏な空気が流れ始める。2人の間に何かあったのではと心配した遼平が声をかけるも、それがきっかけで海斗と七緒は完全に仲違いしてしまう。

5話の感想

短気で不器用だけど弓道にまっすぐな海斗と飄々としてコミュ力は高いけどどこか掴みづらい七緒。正反対なようで相性は抜群。そんな2人が地方大会をきっかけにギクシャクし始め、ついにはガチの喧嘩へ。海斗はともかく、七緒が本気で怒るのは珍しく感じますね。ただ1期の頃から何か思うところがあるような、海斗や湊のことを何とも言えない表情で見つめていたことはあって、今思うとあの頃から色々と海斗に思うところはあったんだろうなあと。

いじめられっ子だった七緒をいじめっ子たちから守っていた海斗。
不器用で人付き合いが下手な海斗をフォローして守っていた七緒。
お互いがお互いを「自分が守ってきた」と認識していて、それはまるで恋人同士のような、親子のような親愛を感じます。
けれど一方で「こいつにだけは負けたくない」というライバル意識も今回はっきりと描かれて、相手を守る=自分の方が優位に立っていなければならないという複雑な関係性でもあったんだなと気づかされました。友情と嫉妬と尊敬と、いろいろ混じった複雑な感情をお互いに向けていたんですね。

出典:「ツルネ―つながりの一射―」公式サイトより

この2人はお互いがお互いにものすごい影響を受けていて、おそらく心の底では尊敬し合っているのに、表向きでは「俺がお前を守ってやっている」という意識なのがすごくエモイ。
でも今回見た感じだと、どちらかというと七緒の方が海斗への尊敬の気持ちは強かったのかなと。
幼い頃にいじめっ子から守ってくれたことはすごく大きいだろうし、弓道を始めたのも海斗が楽しそうだったから。弓道を続けてきたのも海斗よりすごくないと彼を守れないから。海斗の不器用さにどんなに苛立っても、彼の真面目さや弓道への思いを知っているからきっと友達を続けてこられたんでしょうね。
1期の頃から湊や海斗を見て七緒が何か思うように見つめていたのは、自分だけ弓道にかける想いが邪道だと感じていたからなんでしょうか。かっちゃんに負けたくないという思いで弓道を始めた七緒にとって、弓道にまっすぐでいっぱいいっぱいな湊や海斗はさぞ眩しく見えたことでしょうね……。

それにしても湊と静弥といい、海斗と七緒といい、男子高校生の繊細で複雑な関係性、最高。
あと部活をサボったのが七緒でちょっと意外だったんですが、海斗は不器用すぎて逃げるっていう選択肢もなかったのかもですね。確かに七緒でなくとも、そんなに肩ひじ張らなくていいんだよって言ってあげたくなってしまう。七緒は心配が先にきて苛立っちゃうんだろうなあ。

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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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