アニメアニメ感想

【アニメ感想】機動戦士ガンダム サンダーボルト TVエディション 第1話 「雷」

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1話のあらすじ

宇宙世紀0079、一年戦争末期。地球連邦軍はジオンにとって重要な補給路である「サンダーボルト宙域」を奪還すべく幾度もMS部隊を派遣するも、敵スナイパー部隊によって全て退けられていた。
連邦内の「ムーア」再興を悲願とするムーア同胞団のMSパイロットであるイオ・フレミング(CV.中村悠一)もまた、スペース・コロニーの残骸が散乱するサンダーボルト宙域で姿の見えないスナイパー相手に立ち向かうが……。

1話の感想

日5枠の「GUNDAM NEXT FUTURE×日5」にて「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」に続き放送されるのがこの「機動戦士ガンダム サンダーボルト」。
元々はOVAとして第1シーズン全4話、第2シーズン全4話で配信され、その後ディレクターズカット版が劇場で2作公開されました。今回放送されるのはその劇場版第1作「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」を全3話に構成し直したものだそうです。ちょっとややこしい……。

物語の舞台は初代の「機動戦士ガンダム」と同じ宇宙世紀。ジオン公国が地球連邦政府からの独立を宣言して始まった一年戦争の末期から本作は始まります。
主人公のイオ・フレミングは地球連邦軍のMSパイロット。彼が所属するムーア同胞団というのは一週間戦争(ジオンがスペースコロニー急襲した事件)で破壊されたサイド4「ムーア」の再興を願う一団。
そのムーアが存在した宙域は、コロニーの残骸が密集し帯電した残骸から雷のような放電現象が発生することから現在は「サンダーボルト宙域」と呼ばれているとのこと。このサンダーボルトが舞台。
このサンダーボルト宙域はジオン公国最後の拠点ア・バオア・クーへの補給路となっていることからジオン軍はスナイパー部隊を配置し、連邦軍は近づけないというところからスタート。
宇宙世紀の用語をなんとなくでも知っていれば、それほど難しくない話なので充分楽しめました。ただ閃光のハサウェイに比べるとちょっと残酷なシーンもあり、より”戦争”のお話なのが伝わってきます。

また主人公の1人イオ・フレミングが躊躇なく敵スナイパーを銃で殺しMSを奪うというのも結構ショッキング。
もう1人の主人公ダリル・ローレンツも戦争で両足を失い義足となり、それをMSに繋いで動かすとか中々にエグイ。どうやら本作はガンダムシリーズの中でも結構イカれた(褒め言葉)作品のようです。

印象的なのはなんと言っても音楽。主人公イオがジャズ好きということもあり、MSの戦闘シーンでもバックでジャズが流れているのがとにかくオシャレ。ガンダム×ジャズはめちゃくちゃ新しいですね。操縦席で音楽を流しながら戦うというのも斬新な設定です。
対するダリルはポップスのバラード。お互いに違う曲をかけながら戦い合うというのがすごい設定。これはアニメだからこそより設定が活きますね。
残酷な描写があったりオシャレなジャズが多く使われていたり全体的にとても大人向けのアニメだと感じられました。個人的にはすごい好き。

あとやはりイオ役の中村悠一さんかっこいいですね。飄々としていて、実力は高いけどクセ者で、破天荒。中村さんのお声がめちゃくちゃ合っていてかっこいい。主人公なんだけど敵を盾にして仲間を殺させようとしたり、卑怯な手を使って決して善の立場ではないのがまたいいですね。
作画もさすがのクオリティで非常に良質なアニメでした。

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