11話のあらすじ
ミリが母親の元に戻って数週間。一騎と零は静かになった家で虚ろな日々を過ごしていた。ミリの幸せを願いながらも喪失感を拭えない2人。零は実家に戻って仕事を継ぐことを決意するが、ボスから一枚の写真を見せられる。そこには幸せそうなミリの姿が写っていた……。
11話の感想
ミリがいなくなって元の生活にすぐ戻る……なんてことはできず虚ろな日々を過ごす一騎と零。あれだけ食事に気を遣っていた一騎がカップ麺やお菓子で済ませたり、零は一日中ゲーム三昧。
人間、一度幸せを知ってしまうともう元の生活には戻れないもの。どんなにミリの幸せを願っても、寂しさも空しさもそう簡単には消えないのでしょう。
ミリは実の母親とともに平和な日常へ、零は実家に戻り稼業を継ぎ、一騎も小さな家に引っ越して元の生活へ。このまま3人は別々の暮らしに……とはやっぱりいきませんでした。
諏訪家のボスは零がミリと離れて暮らすことになっただけでは納得せず、将来的に諏訪家の邪魔になる可能性があると彼女を消すと宣言。やはりこうなってしまうのか……。
ミリ暗殺に送られた刺客は一騎と零にとっての因縁の殺し屋・小木埜。助けようとした2人の思いも空しく、ミリの母・美咲は小木埜に殺されてしまうことに。
かつては間違いなく母親失格だった彼女ですが、やり直そうと一歩踏み出した矢先にこれは辛すぎる。
間一髪ミリは一騎と久ちゃんによって救出されたものの、もはや3人ともが組織に追われる身。零はともかく一騎と久ちゃんはおそらく粛清対象になってしまったでしょうね。
一騎はミリを死んだように見せかけ素性を変えさせて、どこか遠くの児童養護施設に預けるべきと提案したのに対し、零はなんとミリを引き取りたいと反論。今度こそミリを幸せにしたいと語る零ですが、それはつまり組織と全面戦争するということでしょうか。
ミリの幸せを考えるなら一騎の言う通り養護施設に預けて自分たちは姿を消すというのが一番良いように思ったんですが、果たしてそれが本当にミリにとって幸せな選択なのかって結構難しい問題。実の両親が亡くなってしまった今のミリにとっては一騎と零が唯一の家族なわけですし。
ただ2人はミリの実の家族を奪うという償いきれない重い罪を背負っているわけで、その罰をどう償うのかも問題。組織を倒して3人で仲良く暮らしてハッピーエンド、ではさすがに許されないと思うんですよね。その辺りどう描いて決着させるのか。
ちなみにタイトルの「EVERYONE WILL BE HYPOCRITES」は直訳すると「誰もが偽善者になる」。偽善者の皮を被り、ミリに嘘を吐き続けて幸せな家族を演じる、それが一騎と零が背負う業になるのでしょうか。
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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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