アニメアニメ感想

【アニメ感想】ヴィンランド・サガ SEASON2 第12話 「#12 失われた愛のために」

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12話のあらすじ

クヌートの使者から先日の面接に落ちたことを告げられたオルマル。その際、散々使者たちから嘲笑され侮辱されたオルマルは怒りのあまり決闘を申し込んでしまう。そこにはクヌートによるケティル農場接収のための罠が潜んでいた。

12話の感想

クヌートによるケティル農場接収計画、それはあまりにも残酷なやり口。
使者たちにオルマルを侮辱させ決闘へと導き、法で禁じられている決闘を行った罪と使者を殺した罪でケティル一族を逮捕するというもの。
しかもオルマルが豚すら斬れない臆病者であることを考えて、決闘の相手を妨害して殺させるという配慮も忘れない。
オルマルにトールギルが加勢して使者全員を殺してしまうのは果たして計画通りだったのかは分かりませんが……。
恐ろしいのは使者の男たちだけでなく兵士たちにすら真の計画が隠されていたこと。結局トールギルにみんな殺されてしまった……。
目的のためなら誰が死のうが構わないというクヌートが本当にあの純粋だった王子と同一人物なのか信じられない。「失われた愛のために」というセリフは果たしてこの世界から失われた愛なのか、クヌートから失われてしまった愛なのか。

久々に血みどろ合戦で見るのが辛かったですね。第1期の頃は毎回こんなんだったのに……(遠い目。
トールギルはトルケルと同じような戦士の匂いがしますね。彼もまた戦って死ぬことこそ本望というザ・ノルドの戦士なのかな。
トールギルの残忍さと好戦的なところも怖いですが、街中で決闘が始まって人が死んでるのに盛り上がってる一般人たちも今の感覚からするとかなりヤバいですよね。現代でも戦争や争いはなくなっていませんが、人が死ぬのは恐ろしいこと、やってはいけないことという認識が世界的に一般常識化され始めているのは充分人類が進歩している証だなと感じます。
オルマルやケティルは今の現代人からするととても共感できる常識人に思えますが、この時代ではむしろ異質だったのかもしれません。
そう考えると、残酷な方法を取りながらも世界をより良い方へと変えようとしているクヌートはやはり正義なのか……?

そんなクヌートの思惑通りに咎人となってしまったケティル一家。レイフさんの船でケティル農場へと逃げる一方、それを追うクヌート。
そして農場にはまだ何も知らないトルフィン。このままいくと、クヌートとトルフィンが再会する日も近い……? お互いにあまりにも変化してしまった2人が再会した時、それぞれにどんな心情の変化が生まれるのか。
まだまだ辛い展開は続きそうですが、トルフィンとクヌートがどうなっていくのかとても楽しみです。

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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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