5話のあらすじ
同室のルーシーと未だ打ち解けられないチセ。そんな中、ルーシーに関する”ウェブスターの悲劇”という噂を耳にするが、事情を知る者たちはみんな口をつぐんでしまう。
一方クラスメイトのゾーイから避けられていると勘付いたチセは理由を訊ねようと声をかけるが……。
5話の感想
チセのクラスメイトたちの家柄や生まれ育った境遇が少しずつ明かされ始めた第5話。新たに”ウェブスターの悲劇”や”七つの盾”など気になるキーワードも出てきました。
まずは今後のまほよめでも重要になってきそうな”七つの盾”について。
”七つの盾”とは学院を設立した七つの魔術大家のこと。
”使役のロージングレイヴ”
”獣殺しのセント・ジョージ”
”医術のリッケンバッカー”
”占術のフォーサイス”
”錬金術のホーエンハイム”
”音楽のナイチンゲール”
”守護のスクリム=ジョー”
セント・ジョージは双子のジャスミンとヴァイオレット、リッケンバッカーはヴェロニカ、スクリム=ジョーはリアンがそれぞれ一族の出身。
他の一族出身のキャラも今後登場してくるかもしれませんね。
またジャスミンがうっかり口を滑らせた”ウェブスターの悲劇”というのは、どうやらルーシーの一族であるウェブスターに関連する出来事のようですね。”七つの盾”出身のリアンやジャスミンは知っていて、有名な家系ではないアイザックが知らなかったということは、名高い魔術師一族だけが知る禁句のようなものなのかも。
そのルーシーですが同室のチセに対して苛立ちをぶつけたりキツイ物言いが目立ったり、何かと棘のある口調。ちょっとキツすぎないか……と思っていたんですが、次の授業を知らないチセのために白衣を用意してあげたり、ゾーイがチセを無視したことに怒ったりと、根は優しくて世話焼きなことが分かって180度印象が変わりました。もしかして……不器用ツンデレ?
”ウェブスターの悲劇”が本来優しいルーシーの性格を変えてしまったのかも?
またチセを避けたり無視したりという言動が目立っていたゾーイも大変な境遇の持ち主だったことが判明。
実は人間とゴルゴーン族のハーフで、イヤーマフを外すと髪が蛇になってしまうという厄介な体質の持ち主。
ゴルゴーン族とは髪が蛇になったり、見つめた相手を動けなくしてしまう邪眼を持つ種族。かつては邪眼目当てに乱獲されたそうで、現在は絶滅危惧種になっているのだとか。本来は人間と会話することもできないそうですが、ゾーイは人間とのハーフなので素性を隠して学院に通えているようです。
ゾーイも根っからの悪人ではなさそうと思っていたら、やっぱり素はいい子でしたね。チセと仲直りするシーンが微笑ましくて可愛かった。
悲劇の過去を持つらしいルーシー、ゴルゴーン族のハーフで大変な体質を持つゾーイ、ドラゴンとカルタフィルスの呪いを宿すチセ、そして魔術大家の出身故に何かしらの苦しみを抱いているらしいリアンやジャスミンたち。
その中でも、フィロメラの闇も大変深そうですよね。いつも死にそうな顔してるのが気になる。
唯一アイザックだけが今のところ闇深いものが何もなさそうで癒される……。なんで目元を隠してるのかは気になるけど。
動画配信
Amazon Prime Video・ひかりTV/Leminoにて見放題配信
Amazon Prime Video↓
※本ページの情報は2023年4月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。
コメント