アニメアニメ感想

【アニメ感想】ゴールデンカムイ(第四期) 第四十五話 「共犯」

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45話のあらすじ

脱獄囚だった平太の刺青人皮を手に入れた杉元たち。平太は取れた川ごとに砂金の標本を集めていた。その中には埋蔵金の一部が沈んでいるという支笏湖の標本もあり、そこには「海賊さん」と記されていた。白石はそれが網走脱獄囚の1人・海賊房太郎(CV.関智一)ではないかと推測する。

45話の感想

今回は各陣営の各キャラクターそれぞれの現状や過去が明らかになったり新キャラが続々と登場したりとかなり濃密な回となりました。今後の展開に大きく影響してくるシーンが多いので見どころもたくさん。

まずは樺太で杉元一行と別行動(置いていかれた)となった谷垣。彼は金塊争奪戦からも第七師団からも離れようとしますが、アシㇼパ確保を目論む鶴見中尉はもちろん許しません。
第七師団の手中にあるインカラマッが谷垣の子を妊娠していることを餌に、杉元一行に近づきアシㇼパを連れてくるよう脅迫。谷垣はインカラマッとアシㇼパの命を天秤にかけることになってしまいます。

続いて杉元一行。平太師匠の刺青人皮を回収した一行は改めて金塊探しに本腰を入れることになりますが、ここで白石がとある提案をしてきます。
それは平太師匠が持ち歩いていた砂金の標本から手がかりを得るというもの。平太師匠は取れた川ごとに砂金を標本にしており、その中には埋蔵金の一部が沈んでいるという支笏湖の砂金も。そこに記されていたのは「海賊さん」という文字。
白石はこれを網走脱獄囚の海賊房太郎だと勘付きます。なんと体一つで30分潜水できるという人間離れした房太郎は、支笏湖に沈んでいる砂金を手に入れ平太師匠に産地の鑑定をさせていたようです。
そして標本には砂金の産地である5つの川の名前が……。次なる目的地は房太郎!

そんな海賊房太郎を演じるのは関智一さん。第四期放送前からキャスト発表されていましたが、ようやく本編で声を聞くことができましたね。声を聞く前から関さんならぴったりだと思っていたので、違和感のなさに笑いました。房太郎かなり好きなので今後の活躍が楽しみです。

出典:TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式サイトより

一方の土方陣営。心底くだらない門倉さんとキラウシの花札シーンをカットせずにアニメ化してくれてめちゃくちゃ嬉しいw この2人のシーン全部好きなので延々やっててほしいですw
それはともかく樺太から戻って来た尾形も合流。樺太遠征に行った中で土方陣営は尾形1人だったので、土方さんはようやくここで樺太での出来事を共有することとなりました。
何気ないシーンではありますが、片目を失った尾形が飛んでいる鳥を撃ちそこなう描写が印象的です。両目と片目じゃ狙撃の難易度も天と地ほど違いそう。

続いて新キャラが2人。
まずは名前も顔も不明の殺人鬼。札幌で娼婦ばかりが狙われ惨殺されるという事件の犯人の男。この犯人について門倉さんは網走脱獄囚の中に心当たりがあると発言。房太郎に続いて新たな脱獄囚の登場です。まだ声優は発表されていませんが誰が演じるのかめちゃくちゃ楽しみ。
そんな殺人鬼の取材をしていたのが実在した人物でもある石川啄木。歌人・詩人であり、釧路新聞社で遊軍記者でもあり、この殺人鬼の情報を土方陣営へと伝えます。遊女好きで、なぜか彼を毛嫌いしている永倉さんからはことあるごとに「クズ」と罵られるという流れがめちゃくちゃ面白いw この2人のやり取りもすごく好きなのでなるべくカットされないといいなあ。
ちなみに啄木を演じるのは鳥海浩輔さん。意外なキャスティングでしたが声聞くと合ってますね。啄木もかなりいい味を出すキャラなので活躍が楽しみです。

そしてこの第45話のタイトルでもある「共犯」は鶴見中尉と宇佐美の過去回。
実は同じ新潟の新発田出身の2人は通っていた柔道道場も同じ。みんなの憧れの的だった鶴見中尉ですが、その中でも当時から宇佐美は特に心酔。鶴見中尉を好きすぎるあまり、友人の智春くんが鶴見中尉から褒められているのを聞いて、乱取りの最中にわざと殺してしまうほど。この頃から宇佐美が攻撃的で狂気をはらんでいるのが伝わってくるエピソードです。
原作でも宇佐美の形相が恐ろしくて非常に印象的で、この回をぜひとも松岡禎丞さんの声で見たいと思っていたので感無量でした。禎丞さんなら絶対にこの狂気を全力で演じてくれると思っていたら期待を超える狂気でしたw 本当にハマリ役。
ちなみに殺されてしまった友達の智春くんは小林裕介さんが演じられていました。こんなところも豪華。

宇佐美の狂人ぷりが衝撃的なエピソードではありますが、それよりも重要なのがその後の鶴見中尉のセリフ。戦場で殺人への抵抗を乗り越えられるようになるのは、敵兵への憎しみでも恐怖でもなく、「愛」。指揮官や上官、そして仲間との「愛」が殺人に対する罪悪感を打ち消すのだと。
これこそが鶴見劇場の本質なのだと思い知らされた重要なシーン。ゾッとするのと同時に痺れました。

出典:TVアニメ「ゴールデンカムイ」公式サイトより
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