8話のあらすじ
橋が落とされ陸の孤島となったフォッグ邸で、ホームズとワトソンはアレイスターと、静句はカーミラと、ファティマはファントムと、そして津軽はルパン・レイノルドと三つ巴の戦いを繰り広げていた。
そんな中、ホームズたちの前に因縁の宿敵・モリアーティが現れる。それは鴉夜と津軽が探し求めていた人物でもあった。
8話の感想
ホームズとルパンが登場すると聞いてどんな推理対決が繰り広げられるのかなと期待しておりましたが、まさかの倫敦編はバトルメインでしたね。シリーズごとにかなり雰囲気が変わるのがこの作品の魅力なのかもしれません。
さて引き続き各地でそれぞれの戦いが繰り広げられるフォッグ邸。
ホームズとワトソン(と鴉夜)はアレイスター・クロウリーとの戦い。魔術を用いるアレイスターに対し、拳銃しか持っていないホームズとワトソンは苦戦。一方的な展開になるものの、ホームズのバリツで一時は形勢逆転した場面も。
ちなみにバリツってたまに耳にしますが実際何なの? と思って調べたら、ホームズシリーズに登場する架空の日本武術らしいですね。要するにアーサー・コナン・ドイルの造語のようですが、実際バリツがどんな武術なのかは謎なんだとか。柔道(柔術)説とバーティツ(ステッキ術と打撃術を合わせた護身術)説があるそうです。アレイスターに使ったバリツを見る限りはどちらかというと後者のバーティツが本作では採用されているのかな?
続いて静句VSカーミラ。吸血鬼特有の高い再生力を持つカーミラに苦戦しつつも銀の銃弾を用いた戦いで、戦闘力では勝っていた静句ですが、カーミラの血に含まれる媚毒によって一気に窮地に。
ボロボロになりながら戦うメイドさんというだけでかなりマニア心をくすぐられましたが、さらに百合要素までぶち込んでくるとは……やはり相当ニッチなアニメですな。OPでカーミラと静句の絡みがあったのはこのシーンのことだったのか。
普段は鉄仮面で常に冷静な静句が頬を赤らめて呼吸を荒くする姿はちょっとドキドキしてしまいました。

津軽VSルパンVSレイノルドの三つ巴は、ルパンが津軽に一時休戦を持ち掛けたことで津軽&ルパンVSレイノルドの構図へと変化。
しかしそこへファントムとボロボロのファティマがなだれ込んできたことで場はさらに混乱状態へ。
しかもモリアーティによって半人半鬼+不死者の免疫力+吸血鬼の再生力を手にした切り裂きジャックが乱入。
ルパンとファントムは混乱に乗じて逃走、レイノルドとファティマはジャック相手に返り討ちにされ瀕死、最後は津軽とジャックの一騎打ちになるもジャックの勝利で終わりました。
衝撃的だったのはファティマが呆気なく殺されてしまったこと。しかも相当グロイ死に方でちょっと呆然としてしまいました。保険屋の2人はかなり強いと聞いていましたが、やはり化け物相手には全く歯が立たなかったということでしょうか……ファティマ可愛かったのに。
モリアーティ率いる犯罪集団《夜宴》との戦いはほぼ夜宴側の勝利で終了したものの、機転の利く津軽のおかげで宝石<最後から二番目の夜>は無事にフォッグさんのもとに戻りました。
鴉夜の体が奪われた理由、津軽が半人半鬼にされた理由、夜宴が<最後から二番目の夜>を狙っていた理由も全て明かされ、ようやくここから本格的に物語が動き出しそうです。
今後、鴉夜たちは再びモリアーティ及び夜宴を追って次回からは人狼編に突入するようですが、ルパンとファントム、そして保険屋もまたどこかで再登場してきそうですね。というかぜひしてほしい。
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※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
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