18話のあらすじ
母の入院から数日経ってもまだ部活に顔を出さない青野を心配する律子。最後に会ったのが佐伯だと聞き何かあったのか訊ねるが、返ってきたのは「青野くんはもう来ないかもしれない」という衝撃の言葉だった。
一方、すっかり元気になった母の見舞いに来ていた青野は、佐伯から聞いた真実を伝えたらまた母を傷つけてしまうかもしれないと不安を抱く。
18話の感想
3週放送が空いて一ヶ月ぶりにようやく放送が再開されました。前回までのあらすじを忘れてしまった……という方はこちらを読んでからの方が楽しめるかもしれません。
佐伯から腹違いの兄弟だったという衝撃の真実を知ってしまった青野くん。1人で抱え込むにはあまりにも重い事実、けれど体調を崩して入院中の母にそれを伝えたらまた傷つけてしまうかもしれないと深く思い悩みます。
次第に「俺がヴァイオリンを弾くと悪いことばかり起こる気がする」とどんどんネガティブ思考に……。
実際には全ての元凶は父・青野龍仁なのですが、青野くんはまだ高校1年生。多感なこの年頃の子にとっては、立て続けに身の回りで悪いことが起きると自分のせいなのではと不安になってしまうのも無理はない話。
しかし理由は伏せたまま、「部活もヴァイオリンも辞めようかと思っている」と打ち明けた青野くんに、あの優しいお母さんが珍しく強気の「ダメ!!」。息子が自分のためを思って好きなことを辞めようとしているのを感じ取ったようです。さすが母は強し。
それでも思い悩む青野くんは病院からの帰り道、偶然にも中学時代の恩師・武田先生とばったり再会。
武田先生、青野くんに対して「部活はどうした? サボリか? なんて、ガハハ」と最初は無神経にもほどがあると思ったものの、本当にサボリだったと知るや否や、怒ることも呆れることもせず軽く笑い飛ばす器量の深さ。普段の青野くんがサボリなんて絶対にしなさそうな真面目人間だからむしろホッとしたようです。
この気持ちすごく分かる……。クソ真面目な人間にとってはサボるってめちゃくちゃハードルが高くて、辛かったら辞めるか我慢して続けるかの2択になっちゃうんですよね。真面目な人間にとってサボれるって結構重要だったりします。
その後も、ぽつりぽつりと涙ながらに母が倒れたことや部活で辛いことがあったと話す青野くんを真剣な表情で見守る武田先生。改めて本当に素敵な先生だ……。
(でも青野家からの帰り道鼻歌歌う先生のカットいる?? 必要だった??)
武田先生、そして律ちゃんとの会話の中で一筋の光を見出した青野くん。それは、佐伯くんと「喧嘩をする」というもの。そう、青野くんはまだ真実を告白してくれた佐伯くんと真正面から向き合えていません。佐伯くんだってきっとすごく辛かったはず。
青野くんはちゃんと佐伯くんと本音を話し合えるのか、2人のこれからはどうなるのか。次回も感動のエピソードになりそうです。

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※本ページの情報は2023年4月時点のものです。
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