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【アニメ感想】オーバーテイク! 第1話 「Rd.01 走る男―I don’t need to be cheered on.―」

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1話のあらすじ

とある理由から人物写真を撮ることができなくなりスランプ中のフォトグラファー・眞賀考哉まどかこうや(CV.小西克幸)。
取材のために訪れたサーキット・富士スピードウェイで偶然知人と再会し、彼がチームを持つフォーミュラカーレースの入門カテゴリー「F4」の存在を知る。
そんな中、弱小チーム「小牧モータース」の寡黙なレーサー・浅雛悠あさひなはるか(CV.古屋亜南)の走りを目にした眞賀は……。

1話の感想

・舞台はカーレース「F4」
F4(フォーミュラ4)とは実際にあるモータースポーツで、フォーミュラと呼ばれるレーシングカーによるカーレース。
そもそも「フォーミュラ」って何? というくらい何の知識もなく見始めたんですが勉強にもなってとても楽しめました。ちなみに「フォーミュラ」自体の説明は作中にはなかったので(一般常識??)調べたところ、「車輪とドライバーが剥き出しになっている」のが規格のレーシングカーのことだそう。
そのフォーミュラカーによるレースが有名な「F1」。でその他にも「F2」「F3」などがあり、本作で取り扱っている「F4」は入門カテゴリーなんだそう。公式サイトのあらすじには「モータースポーツの甲子園」とも書かれていました。分かりやすい!

・主人公は寡黙なレーサーと訳ありフォトグラファー
本作の語り部はフォトグラファーの眞賀考哉。何やら訳ありのようで、何かしらの事件がきっかけで人物写真を撮ることができないという致命的なスランプを抱えています。被写体の人物にカメラを向けてシャッターを押そうとするとフラッシュバックが起こるという厄介なトラウマ持ち。

出典:TVアニメ「オーバーテイク!」公式サイトより

そんな彼が取材の仕事で訪れたのは富士スピードウェイというサーキット。そこで偶然、「F4」というレースが行われていることを知ります。
そして出会ったのが弱小チーム「小牧モータース」に所属する唯一のレーサー・浅雛悠。寡黙で不愛想な悠になぜか惹きつけられる眞賀は成り行きで彼のレースを間近で見学することになり……。

・レース中のカメラワークと音響がすごい
「F1」と言えば、独特の形をしたレーシングカーがサーキットをものすごいスピードで順位を競うレース、と素人でも分かるくらい有名なモータースポーツ。
本作ではそのイメージをしっかりアニメに落とし込んだものすごいリアルなレースが描かれています。
まずパッと飛び込んでくるのが実際の会場にいるのかと錯覚するくらい臨場感のあるエンジン音。
実際のF4の車両に機材を取り付けてサーキットを走行する車からエンジン音を収録したそうで、そのリアルにも納得。それが30台近くあるF4車両からそれぞれエンジン音が鳴り、位置や速度によって変化する音の大きさや種類まで細かくこだわっているのが伝わってきます。
そしてレース中のカメラワークがまたすごい。車にもレースにも全然興味なかったのに、いざレースが始まった瞬間は演出がかっこよすぎて興奮してしまいました。これはフォーミュラ好きの人は興奮なんてものじゃすまなそうw

出典:TVアニメ「オーバーテイク!」公式サイトより

・主演は新人、周りは超豪華な声優陣
寡黙なF4レーサーの主人公・浅雛悠を演じるのはおそらくこれがTVアニメ初主演となる新人声優の古屋亜南さん。セリフ自体が少なく1話では一言くらいしか喋っていませんが、どんなフレッシュなお芝居をしてくれるのか期待。
対して、もう一人の主人公とも言うべきフォトグラファーの眞賀役はベテランの小西克幸さん。
さらに悠が所属する小牧モータースのメカニック・小牧錮太郎こたろう畠中祐さん、「ベルソリーゾ」のファーストドライバー・春永早月を河西健吾さん、セカンドドライバーの徳丸俊軌を八代拓さんがそれぞれ演じています。

・超ハイクオリティな新しいカーレースアニメ
柔らかい線で描かれる綺麗なキャラデザと丁寧な作画がまず好印象。そして臨場感あふれる大迫力のカーレース。
多くの視聴者と同じくカーレース初心者の眞賀の視点で進行していくこともあり、車やレースに詳しくなくてもすんなりと物語の中に入っていけるのが親切な作り。
すでにSNSでは高評価の声が多く聞かれ、話題作揃いの秋アニメの中で、特にオリジナルアニメ枠としては期待作となりそうです。

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※本ページの情報は2023年10月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

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