35話のあらすじ
伏黒・猪野と共に「術師を入れない『帳』」を解くことになった虎杖。強力な打撃でもビクともしない「帳」に対して、呪詛師が「帳」の外の目立つ場所であえてリスクを負うことで結界の強度を上げているのではと推測する。そして3人の視界に渋谷で一際目立つタワーの姿が……。
35話の感想
今回は虎杖・伏黒・猪野の七海班VS「術師を入れない『帳』」を守る呪詛師の3対3の戦い。
七海班が戦うことになるのは「あべこべ」の術式を使う粟坂二良と、降霊術を使うオガミ婆とその孫。
虎杖&伏黒コンビは粟坂と戦うことになりますが、実はこのコンビが共闘するのってほぼほぼ初めてなんだとか。この2人が出会うところから「呪術廻戦」が始まり、正反対なように見えて強い絆で結ばれている2人なので意外な感じもしますが。
そんな2人の信頼関係が存分に発揮されていて見ていて気持ちの良い戦いぶりでしたね。
粟坂の使う術式「あべこべ」は自分が受けた攻撃を”強い力ほど弱く、弱い力ほど強く”するというもの。プロのボクサーがガチ殴りする一発より、そこら辺の不良が喧嘩で放つ一発の方が、粟坂へのダメージが強くなるということ、という感じでしょうか。
一見無敵に見えるこの術式のからくりを冷静に観察して紐解いていく伏黒くんがとてもかっこいい。そして伏黒くんが立案した作戦を、一も二もなく信じて完璧に実行する虎杖くんとの信頼関係が本当に素敵。
あとたぶん今回が初お披露目だった伏黒くんの式神「脱兎」がめちゃくちゃ可愛かったですね。何が可愛いって一匹だけ虎杖くんが抱っこしてたのがあざとすぎる。可愛い。
さて一方の猪野くんVSオガミ婆とその孫。
猪野くんが使う術式は「来訪瑞獣」。自らの顔を帽子で隠すことで自らが霊媒となり、四種の瑞獣の能力を降ろす降霊術。瑞獣というのは古代中国でこの世の動物たちの長だと考えられた4つの霊獣のこと。狛犬のような一角獣の「獬豸」、巨大な亀の姿をした「霊亀」、今回は使わなかった「麒麟」、そして使おうとしたけど使えなかった「竜」。
術式を使う時に目出し帽の格好になるのが強盗感があってちょっとアレですが、猪野くんの戦いぶりがめちゃくちゃかっこよくて最高でした。アニメだとより映えますね。
しかし「降霊術」を使うのは実は猪野くんだけではありませんでした。奇遇にもオガミ婆も降霊術の使い手。今回のタイトルが「降霊」なのはそういうこと、なんですね。
オガミ婆が孫の体に降霊させたのは、なんとかつて高専時代の五条先生が殺した伏黒甚爾。まさかの再登場という展開もアツいし、何よりすぐそばに伏黒くんが~!! 親子の再会は果たしてある……のか!? 楽しみですね~。
残念ながら猪野くんが甚爾になすすべもなく瞬殺されて(たぶん)しまいましたが、相手が悪すぎる。
ちなみにオガミ婆の孫。クレジットでも「孫」とだけ表記されて名前がないのが不思議に思っていたら、幼い頃に誘拐して血縁を偽って育てた孫が何人もいるという裏設定があるんだとか……。うわあ。
虎杖・伏黒コンビ初の共闘に猪野くんの術式、伏黒甚爾の再登場と今回も見どころたくさん。
そんな中でも一瞬の登場だったにも関わらず絶大なインパクトを残したのはやはり赤ちゃん~幼少期の五条先生ですね。「五条悟 爆誕」には思わず笑ってしまいました。しかし彼の誕生によって人間と呪霊と呪詛師のパワーバランスが崩れたのは大事件。
「ザコが見てんじゃねーよ」というたった一言のためだけに幼少期五条悟を伊瀬茉莉也さんが演じていたのも衝撃です。激つよクソ生意気美少年役が似合いすぎる~!!
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※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
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