46話のあらすじ
兄たちから甘やかされて育った末っ子同士、相性最悪の八戒とアングリーは“末っ子同盟”を組んで灰谷兄弟に立ち向かう。しかしアングリーは竜胆に右腕と左足を折られ、八戒も2人にリンチされ成す術がなくなってしまう。八戒が死んでしまうと恐怖を感じたアングリーは突然大声で泣き始め……。
46話の感想
幼い頃、当時まだ小学生だったスマイリーとアングリーの河田兄弟。公園で年上の中学生たちにリンチされ泣きじゃくるアングリーに対し、スマイリーは「もう泣かないと約束しろ」と頼もしい笑顔を見せる……という冒頭のワンシーン。幼少期からずっと、心優しいアングリーをお兄ちゃんが守ってきたのかなと見せかけて実はこれがミスリード。
本来は優しすぎて本気で人を殴れないというアングリーですが、スマイリー曰く実は「泣く」ことがトリガーとなってその本性が現れるのだとか。
実際に灰谷兄弟にリンチされる八戒を見て大泣きしてしまったアングリーは、手足が折れているのに立ち上がり雰囲気が様変わりしてなんと蘭と竜胆を一撃で瞬殺。
彼は「泣く」ことがトリガーとなってリミッターが外れ、灰谷兄弟だけでなく自分より遥かに大柄なモッチーも背負い投げしてきたムーチョもなんと全員をワンパン。東リベで本当に強いやつは全員で細身で小柄な気がしてますね……。
スマイリーがアングリーに「もう絶対に泣かないと約束」をさせたのは、これからは兄ちゃんが守るからという慰めの言葉ではなく、お前が泣いたら死人が出るからという重すぎる理由だったのがちょっと笑いました。
にしても東リベのヤンキーたちはみんな中高生とは思えない強さと貫禄があって脳がバグりますが、リンチされる八戒を見て「死んじゃうよ、卑怯だよ」と泣き出すアングリーはちゃんと中学生感があってほっこりしました。
天竺の四天王が覚醒アングリーによって半壊させられ、しかしその後鶴蝶がアングリーと千冬、イヌピーを一撃で沈めたことで、ほんの数分の間に戦況は大きく変化。
最終的には天竺側は高みの見物3人(イザナ・稀咲・半間)と鶴蝶、東卍はまともに動けるのがタケミチだけという形に。
鶴蝶もまた覚醒アングリーを瞬殺するほどの強さ。しかも戦いに参加しているメンツの中では敵味方合わせて唯一無傷。
そんな鶴蝶に対してすでにボロボロのタケミチ……。しかしどんなに殴られても倒れこんでも決して心は折られずに何度も立ち上がるその姿に、鶴蝶だけでなく千冬やイヌピーたち東卍メンバーも驚きの表情。
タケミチは喧嘩はおそらく登場人物中最弱と言っても良いくらい弱いですが、だからこそこれまで何度も殴られて続けてきてその打たれ強さは逆に作中最強かもしれませんね。
しかし今回は今まで以上に出血量がハンパなくて痛々しい……。それでも絶対に目力の強さと輝きが失われないのがかっこよくもあり切なくもあり。
表向きはイザナに忠誠を誓いつつもタケミチに対して本気を出せない鶴蝶へ向けた「死んでも負けられねえ覚悟がない」という言葉があまりにも重すぎる。
本来は真っ当な心優しい人間の鶴蝶はイザナへの忠誠とタケミチとの友情の間で揺らいでいる様子ですが、これは味方になるパターンあるんでしょうか……あってほしい。
そしてトドメを刺せない鶴蝶の代わりに出てきたのはタケミチにとっては最大最悪の因縁の敵・稀咲。しかもその手には明らかに学生が持っていてはいけないはずの拳銃。
ついにタケミチVS稀咲の構図が完成しましたが、拳銃とはまた……。しかしそれを目にしても全く表情の変わらないタケミチかっこいい。この2人の戦い、どうなるのか早く見たい!
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※本ページの情報は2023年10月時点のものです。
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