46話のあらすじ
虎杖との死闘の末に敗北した真人は逃げ出すが、そこへ偽夏油が現れ「助けてあげようか」と手を差し伸べる。
渋谷での惨劇、そして五条を封印した黒幕だと気づいた虎杖は夏油に立ち向かうが……。
46話の感想
今回含めてついに残り2話。長かった渋谷事変もいよいよクライマックス。
黒幕の偽夏油が初めて虎杖くんの前に姿を現し、長きに渡る真人との因縁が終わりを迎えました。
衰弱しきっていたとはいえ、偽夏油の呪霊操術によって呆気なく吸収され消えていった真人……。
真人が吸収されていく過程や、その後“極ノ番「うずまき」”で真人らしき呪いが蠢くシーンも原作より丁寧に描かれていて今回もアニメーションならではの面白さが楽しめました。
真人の最期の言葉「知ってたさ だって俺は 人間から生まれたんだから」というセリフが正確にはどういう意味だったのかイマイチ理解できていたんですが、それでもなぜだか妙に刺さるものがあります。
夏油がこの場に現れたのは真人を助けるためではなく取り込むためだと「知っていたさ」ということかな。
ここまで孤独な戦いを強いられてきた虎杖くんですが、ようやくここで仲間が登場。パンダ先輩と日下部さん、そして歌姫先生+京都校の面々(東堂とメカ丸を除く)。
何気に西宮ちゃんは術式を披露するの初めてですね。魔女っ子らしくて可愛い。あと京都校のメンバーは初登場時は学長命令とは言え虎杖くんを殺そうとしていた敵対していたのが、ここでは味方として現れるというのがまた胸熱です。
そしてもうひとり現れた超重要人物――脹相。虎杖くんとのバトル後は行方をくらませていましたが満を持しての再登場。
彼はこれまでも偽夏油と行動を共にしてきましたが、ここへ来て初めて偽夏油の正体に気づきます。
史上最悪の術師・加茂憲倫。それが夏油の皮を被った何者かの正体。ちなみに京都校の加茂さんの下の名前は憲紀で同じ読みですが漢字が違うようです。「私!?」とびっくりしてたのが面白い。
脹相は元々、呪霊の子を孕む特異体質の人間の女性に懐妊と堕胎を9回繰り返すことで生み出された存在「呪胎九相図」の長男。そもそもこの「呪胎九相図」を仕組んだのが偽夏油こと加茂憲倫だったそう。
脹相にとってはある意味での親。しかし母を弄んだとして憎んでいるのが、兄弟を誰よりも愛する彼らしいですね。
何気に脹相がなぜ加茂家相伝の術式「赤血操術」を使えるのかというのもしっかり伏線になっていたのが素晴らしい。
気になるのは脹相が虎杖くんのことを「血の繋がった俺の弟」と言っていたこと。彼の術式がそう確信させているらしいので事実とするなら、やはり虎杖くんの両親は……?
次々と衝撃の事実が明らかになっていく中で、「どけ! 俺はお兄ちゃんだぞ!」でしっかり笑わせにくる脹相好きです。本人的には大真面目にお兄ちゃん連呼してるのも好き。
宿儺の復活を目論んでいるらしい裏梅も参戦して激しい乱戦になる中、窮地に陥った虎杖くんたちでしたが、さらに新たな人物が登場。
未だに実力未知数な特級術師・九十九由基。呪術廻戦は強い女性が目白押しですが、その中でも最強の女性。そんな彼女を演じるのが日高のり子さんなのが声からも強さが感じられて最高のキャスティング。
そして次がいよいよ最終回。渋谷事変をどう幕を下ろすのか、どんな演出になるのか、第3期はあるのか!!!!
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※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
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アニメ「渋谷事変」は原作9巻第79話から↓
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