1話のあらすじ
魔女を憎む少女・ギド(CV.大地葉)と棺桶を背負った男・アシャフ(CV.森川智之)はとある目的のために魔女を探し旅をしていた。
とある街に降り立った2人はそこで、街を守り奉仕活動をすることで街の人々から慕われる魔女・イオーネ(CV.日笠陽子)と、彼女の弟子を名乗る心優しい少女・マリー(CV.芝崎典子)と出会う。
1話の感想
・訳アリな2人が旅するダークファンタジー
見た目は可愛らしい少女の姿ながらすこぶる口と態度が悪い主人公ギド、そんな彼女のお目付け役で保護者的立場の青年アシャフ。そんな2人がヨーロッパ風の世界を旅しながら、とある目的のために魔女を探すという物語。
「魔女」や「復讐の旅」など定番のネタながら、主人公の設定にはしっかりオリジナリティと意外性がありました。
・「魔女と野獣」の意味
一見するとタイトルの「魔女」=ギド、「野獣」=アシャフのことをそれぞれ表していると思いがちですが、実は第1話を最後まで見ると全く違った意味だったことがわかります。
そもそもギドは魔女ではなく、魔女によって少女の姿に変えられてしまったという設定。そしてその正体は筋骨隆々の獣のような姿を戦士。そうつまり、このタイトルはギドにとって仇の「魔女」とギドの正体である「野獣」という意味だったんですね。このミスリードが中々面白かったです。
・血生臭い表現もアリ
魔女というと魔法を使ったり、呪文を唱えたりというイメージが強いですが、第1話に登場した魔女・イオーネとの戦いはどちらかというと能力バトルものに近い印象でした。
さらにイオーネが生贄にしようとした女性たちが両手両足を落とされてしまったりと結構ハードなグロ描写も。
ギドの戦い方も基本殴る蹴るなので泥臭い感じ。ちょっとハードめな少年漫画という印象を受けました。
ただ両手両足落とされてるのにショック死どころか失血死もせず元気そうなマリーとか、戦いの後なぜか生贄の女の子たち全員手足が復活してたりと、ツッコミどころなのか何かの伏線なのか良く分からない場面も。アシャフの魔術で治したのかな。
・背景美術が美しい
冒頭からヨーロッパ風の町並みが非常に美しくて心惹かれました。なんとなくですがイングランドやドイツ辺りがモデルなのかな。実写かと思うくらい細かいところまで緻密に描写されており、また色使いも派手さはないのにとにかく美しい。この背景を楽しむだけでも充分価値がありそう。
作画も丁寧で独特な絵柄ながら美麗でした。
動画配信
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※本ページの情報は2024年1月時点のものです。
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