アニメアニメ感想

【アニメ感想】ぶっちぎり?! 第6話「友情マシマシ!ニラレバリューション21!」

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6話のあらすじ

ついに始まってしまった魅那斗會とシグマスクワッドの抗争。長きに渡る因縁に決着を付けるべく拳を交える拳一郎と摩利人。漁夫の利を狙うNG BOYS。
そんな中、ついにまほろから見限られた荒仁は1人抗争の場を離れようとするが……。

6話の感想

作画もノリもいいのになぜかSNS上ではあまり評判のよろしくない本作。なぜかというか理由は明白ですが……一番はやはり主人公の荒仁が原因でしょうか。
女好きでそれ以外のことには興味を示さず、まほろちゃんの前ではいい格好するのに強い者の前では媚びて自分の弱さからも逃げ続けている。はっきり言って主人公としての魅力がまるでない。
最初は荒仁のアホさやいい加減さも笑えましたが、いい加減お前いつまで逃げてんだよと苛つく視聴者も多そう。(個人的には彼のそんなダメさも面白くて好きですが)
が、ようやくそんなダメダメ主人公にも成長の兆しが見えてきました。

出典:「ぶっちぎり?!」公式サイトより

タイマンで決着がつかず両者共倒れとなった拳一郎と摩利人。疲弊した魅那斗會とシグマスクワッドの前に現れ計画通り両チームを袋叩きにするNG BOYS。
一人勝ちを確信した心土阿久太郎に立ち向かったのはまさかのまほろちゃん。最愛の兄を罠にハメた阿久太郎に怒り心頭の彼女。女の子相手でも容赦なく鞭打つ阿久太郎に対して、まほろちゃんは退くどころか立ち向かい「あんたなんて怖くない。人に認めてもらわないと自分が誰かもわからない、ただの空っぽ」とはっきり言いのける。

か、かっこいい……! 普通に主人公よりかっこいいよまほろちゃん!!

そして彼女のこの強さを目の当たりにして、荒仁は初めて自らの意思で自分より強い相手に戦いを挑みます。
これこそが本作のテーマでありおそらくゴールなんだろうなと。
幼い頃、強者に1人で立ち向かった真宝と逃げた荒仁。それは今もトラウマとなり後悔となって彼を縛り、けれど成長した今でも強い相手からは逃げるという選択肢しかない。
一方で女の子相手には積極的でまほろちゃんの前では強くたくましい自分を見せようとする。のはまさに彼女が言っていた「人に認めてもらわないと自分が誰かもわからない、ただの空っぽ」そのものなのではないかなと。彼女の言葉は阿久太郎に向けたものでありながら、荒仁にとっても痛いほど突き刺さるものだったと思います。
ただ今回ようやく強く恐ろしく強大な相手に立ち向かい勝利を手にした荒仁。そこにはまほろちゃんに好かれたいという下心はなく、彼女を守りたいという思いが強かったように思います。なのでようやく、荒仁にとっては大きな一歩だったのでしょうね。

ちょっと辛口な感想になってしまいましたが、相変わらず作画と演出は最高でした。頭から終わりまでほぼ誰かしら戦ってたのでとんでもない作画コストだったと思いますが、本当にすごい。特に最後の荒仁VS阿久太郎は血湧き肉躍る大興奮のバトルでした。劇伴と挿入歌もめちゃくちゃかっこいい!

さて無事に魅那斗會とシグマスクワッドの抗争も一段落し、荒仁と真宝の関係も少し修復したことでひとまずアニメ前半戦が終了。
しかしまだ阿久太郎に一夜とやらが憑依している理由や千夜が彼との再会を望んでいる理由などは謎のまま。何よりも千夜がその事実を荒仁にひた隠しにしている理由も謎です。明らかに荒仁を騙して利用してるんですよねえ。合体率が上がることで一夜に会えるという言葉の意味も……。
後半戦はやはり千夜の謎と一夜の正体についての物語となりそうです。

出典:「ぶっちぎり?!」公式サイトより
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※本ページの情報は2024年1月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

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