22話のあらすじ
アンディの記憶の中で1865年4月15日のワシントンD.C.へと飛ばされた風子。それはアンディにとって最古の記憶。
ところがそこで待ち受けていたのはヴィクトルだった。アンディのことを知りたいと食い下がる風子に、ヴィクトルは「お前を殺す」と言い放ち……。
22話の感想
前回に引き続きアンディの記憶の本の中。
アンディにとって最古の記憶――1865年4月15日のワシントンD.C.。まさにその場面に飛ばされた風子でしたが、待っていたのはアンディではなくヴィクトル。しかも風子のことも、記憶を覗きにやってきたことも知っており、記憶を知られないために風子を殺すと宣言。
その宣言どおり、殺されてしまった風子は即次のチャプターへと移動。しかしそこでも殺され、記憶の中をどんどん未来へと追いやられていき、ついにはアンディと初めて出会った2020年8月1日の新宿駅前へ。
結論から言うと結局1865年4月15日に何があったのかはついに明かされなかったわけですが、アンディと風子、そしてヴィクトルにとっても大きな転換点となりました。
個人的に一番驚いたのはアンディではなくヴィクトルが主人格だったこと。なんとなくアンディの中にヴィクトルが生まれたのかなとぼんやり思っていたんですが、実際はヴィクトルが先にいて、何らかの要因によってアンディという人格が生まれた感じなんですね。
またヴィクトルとジュイスが恋人関係だったこともはっきりとしました。かつてはヴィクトルも円卓の一人として神を殺すために戦い続けていたようですが、どんなにあがいても神には勝てないことに絶望。しかし諦めずにループし続けるジュイスを見ていられず、彼女を苦しみから解放するために彼女を殺すという悲しい決断に行き着いていたようです。
何があっても諦めずにアンディを信じ続ける風子とジュイスが似ているとヴィクトルが口にしていましたが、実際に昔のショートカットジュイス確かに風子と似てましたね。
前回風子との会話の中で、人が死ぬのは思考できなくなった時ではなく人から忘れられた時だという価値観を得たアンディがそこから新たな戦い方を生み出すという流れも激アツでした。
人間が生きているのは思考できているから→つまり魂は頭部に宿っている→最初に再生するのも不運の対象になるのも頭部。だったのが価値観の変化で体のどこでも不運の対象に変更できるようになったというのがめちゃくちゃでかい。
風子の不運も相手にダメージを追わせる(爆発や隕石など)だったのが、その時の相手に最も効果的なものに変化したのも大きな進化ですね。
ループのこともそうですが否定能力も全部本当に良く作り込まれていてすごい。
アンディが生まれた秘密は明かされなかったものの、アンディの戦闘スタイル、風子の不運の使い方、ヴィクトルとの和解(?)など大きな進展がいくつもあり、なおかつアンディと風子のラブ度も高めで大満足な過去回でした。
それにしても第2クールEDの「この愛に敵うもんはない」というタイトルが今回めちゃくちゃ刺さりました。愛の物語ですね。
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※本ページの情報は2023年10月時点のものです。
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