アニメアニメ感想

【アニメレビュー】烏は主を選ばない 第1話 「場違いな姫君」

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1話のあらすじ

八咫烏やたがらすの一族が住む異世界・山内やまうち。皇太子・若宮のきさきを選ぶ「登殿とうでんの儀」が始まり、南家の姫・浜木綿はまゆう(CV.七海ひろき)、西家の姫・真赭ますほすすき(CV.福原綾香)、北家の姫・白珠しらたま(CV.釘宮理恵)、東家の姫・あせび(CV.本泉莉奈)の4人の姫が候補に選ばれる。それはただ四家の存続をかけた4人の姫による代理戦争の始まりだった。

1話の感想

・平安朝を思わせる和風ファンタジー
舞台は平安朝を彷彿とさせる異世界・山内。そこには八咫烏の一族が住んでおり、彼らの正体は元々烏。いつしか人の姿になり人と同じように街を作り住んでいます。普段は人間そっくりの姿ですが、移動する際など自分の意志でいつでも大きな烏の姿になれる様子。

出典:アニメ「烏は主を選ばない」公式サイトより

八咫烏の長は金色の大きな烏で「金烏」と呼ばれ、代々金烏の血を引く者が跡継ぎとなります。その跡継ぎを生む后を決めるための「登殿の儀」が始まるところから物語はスタートしました。

・4人の姫によるバチバチの代理戦争
山内には宗家(金烏の一族)から分かれた4つの分家があり、それぞれ東西南北に領があり、各家から1人ずつ姫が登殿の儀に后候補として参加するとのこと。
南家の一の姫・浜木綿はまゆうは凛々しい見た目で美形。何でもズバズバ物を申すさっぱりとした性格。声優は七海ひろきさんで、中性的な役柄がぴったり。
西家の一の姫・真赭ますほすすきはお淑やかで所作も美しい姫らしい姫君。あせびに優しく接するも裏がありそうな雰囲気も。演じるのは福原綾香さん。
北家の三の姫・白珠しらたまは透き通るような白い肌と美しい黒髪が印象的な少女。物静かで無表情系。演じるのは釘宮理恵さん。
そして東家のニの姫・あせびは茶色のふわふわな髪が印象的な美少女。病の姉に代わり急遽登殿に参加し、世間知らずで貴族の常識にも疎いため、他の姫や女房(女官)たちから笑い者にされることに。声優は本泉莉奈さん。

出典:アニメ「烏は主を選ばない」公式サイトより

・主人公は北家の地方貴族次男の雪哉
序盤はあせびの視点から物語が描かれますが、本作の主人公は北家の地方貴族・垂氷郷郷長の次男である雪哉。とはいえ第1話ではほんの顔見せ程度で、本格的な活躍は第2話からの様子。変わり者の時期“金烏”である皇太子・若宮の側使いに雪哉が指名されることで、物語は大きく進展し始めるようです。
若宮は元々次男で、本来は兄である長男が皇太子になるはずがなぜか彼が選ばれたそう。この辺りにも色々と裏がありそうで今後が楽しみ。

・原作は文藝春秋の小説
原作は「八咫烏シリーズ」と呼ばれる小説で、シリーズの始まりである第1巻のタイトルは「烏に単は似合わない」で、本作の「烏は主を選ばない」は第2巻のタイトル。
原作者の阿部智里さんによると元々この2作は1つのお話として構想していたそうですが長すぎるという理由で2つに分けたのだとか。「単」は姫たちの視点、「主」は雪哉たちの視点から描かれているそうで、今回のアニメ化ではその二つの視点の物語を一つにまとめたのかなと思います。

・見応え抜群の美麗なアニメ
いわゆる後宮や朝廷を舞台にした作品はとにかく登場人物が多く名前と役職と関係性を覚えるのが一苦労しますが、本作もその点は少しとっつきにくい印象。金烏や山内など本作オリジナルの用語も多くついていくのに必死になりました。
しかし美しいキャラデザと作画、背景美術のおかげで難しいながらもとても楽しめたのもまた事実。その上声優もかなり豪華で、若手からベテランまで幅広く出演しているため声優好きにも楽しめる作品となっています。
原作は騙し合いとどんでん返しの連続だそうで、一体どんな物語になるのか期待大!

動画配信
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

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