2話のあらすじ
中央の貴族たちの食い逃げを指摘した結果ボコボコにされてしまった雪哉。北家当主や宗家長子の長束(CV.日野聡)、そして件の中央貴族らが集まる宴の席で雪哉は一芝居売って見事に仕返しを成功する。
ところが事は雪哉の想像の範疇を超え、なぜか若宮の側仕えに任命されてしまい……。
2話の感想
第1話では宮中の后候補である4人の姫君による緊張感漂う女の園が舞台でしたが、第2話は本作の主人公の1人・雪哉の活躍が描かれました。
北領の地方貴族・垂氷郷郷町の次男坊である雪哉。
前回、中央から来ていた貴族のボンボンたちに餅を食い逃げされそれを追いかけて金を払うよう催促したところ、平民だと思われボコボコにされてしまいました。
中央から戻った北家当主やその妻、そして宗家長子の長束らが出席する宴に両親や兄弟とともに参加した雪哉はここで一芝居。
昨日餅を食い逃げした貴族らの前で涙ながらに大仰な謝罪をすることで、わざと彼らの失態を北家当主や長束にバラすという作戦。これが見事にハマって、貴族のボンボンたちはこってり叱られ雪哉の作戦勝ち。
ところがその食い逃げ貴族の中に若宮の側仕えが決まっていた者がいたらしく、長束の提案でなんと雪哉が新たに指名されてしまいます。
この雪哉という少年、普段はちょっと間延びした口調で生意気な態度ですが、かなりの曲者。
一柳という北家の青年が、雪哉は兄の雪馬や弟の雪雉とは母親が違うことや、産みの母親が高貴な血筋であったこと、それを利用して次期郷長の座を奪おうとしているなど、あることないことみんなの前に言いふらしたのを耳にすると、剣術を指南してほしいと嘘をついて一柳を呼び出し。
みんなの前では剣術が下手っぴだったのに、いざ一柳と二人きりになると本気を出して叩きのめします。
どうやら雪哉は垂氷郷郷長の次男として、次期郷長の兄を支え、この地に骨を埋めることを第一とし、わざとみんなの前では実力を隠しているようです。
実際は剣術の腕も達者で、悪知恵も働くかなりの頭脳の持ち主。
さてそんな雪哉が一年間仕えることになったのは皇太子である若宮。彼もまたかなりの曲者のようで、本来なら何人もいるはずの側仕えたちはすぐに色々と理由をつけて辞めてしまったそうで、雪哉が訪れた時には澄尾という青年たった1人だけ。
周囲にはこっそり「うつけ」なんて噂されることもあるそうで、次男坊、そして問題児なところも雪哉とちょっと近しい雰囲気。
この二人が出会うことでいよいよ物語は本格的にスタート。どんな展開になるのかとても楽しみです。
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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