うおお……なんかもう胸熱でした。ロジャーのセリフ一つ一つが、物語初期から度々使われてきたフレーズで、だけどロジャーの冒険を垣間見た今ではそれらの捉え方がまた違って聞こえてくる。ONEPIECEを初期からずっと見ている一ファンとして、ただひたすら胸が熱くなる回でした。
ロジャーを初期から演じてくださっていた大塚周夫さん、そして今現在演じてくださっている津嘉山正種さん。声自体は全然違うので正直違和感もありました。何しろ周夫さんのロジャーは、アニメ初期では毎週オープニングの冒頭であの有名なセリフを喋っていたのですから。そりゃあ思い入れも深いです。
でも改めて津嘉山さんのロジャーを聞いて、また違う感想も生まれました。周夫さんが演じていた頃のロジャーは海賊王であること以外何の情報もなく、どんな人物で、どんな冒険をしたのかもわからなかった。でも今、ロジャーの冒険が僅かながらでも描かれ、光月おでんや白ひげとの関係性も描かれ、ロジャーの人となりが垣間見えた今だからこそ、演じられるロジャーもあるのかなと。津嘉山さんはそんな今のロジャーを見て、周夫さんの真似ではなく、新しいロジャーを演じてくださっているんだなと。そういう意味でも胸が熱くなりました。
そしてロジャーの公開処刑。まさに全てはここから始まったというべきシーン。物語初期では描かれなかった、これまで登場した様々なキャラクターが処刑場に集まっていたという事実にまた感涙。あのキャラもあのキャラも、このロジャーの公開処刑を見て海に飛び出したのね……と思うと、なんかもう本当にここからONEPIECEは始まったんだなと。言葉にできない感動です。
ロジャーと白ひげとおでんのロマン溢れる冒険活劇も残念ながらここまで。次回からはおでんの苦難が始まるので、正直とっても憂鬱です……。原作読んでる時もめちゃくちゃ辛かったので、ちょっと見るの嫌だなあ。
でも、今回見てて改めて、おでんとルフィの対比が強く描かれていることに気がついたので、おでんの果たせなかった無念を早くルフィに果たして欲しいです。ルフィはきっとそんなこと考えては戦わないだろうけど。
↓Amazonプライム会員なら月額600円でAmazonプライムビデオ見放題や無料の配送特典などお得なサービスを受けられます。他にも多数のサービスを利用できるのでオススメです!
コメント