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【アニメ感想】僕のヒーローアカデミア(第7期) 第140話 「亡霊」

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140話のあらすじ

“個性”新秩序ニューオーダーと空軍との連携により圧倒的なパワー差で死柄木を抑え込むスターアンドストライプ。さらに米軍が放った大陸間巡航ミサイル「ティアマト」10発を使い、海底が剥き出しになるほどの高威力を叩き込む。
しかしそれでも死柄木を倒すことはできず、ついにその手がスターアンドストライプに迫り……。

140話の感想

存在する全ての事象に新たなルールを付与できる最強の“個性”新秩序ニューオーダー
大気を固めて巨大な空気の巨人を生み出したり、超高出力レーザーを束ねて巨大な光の槍を作ったり、ついには大陸間巡航ミサイル10発を掴んで叩き込むというもはや別次元の戦い方を見せてくれたスターアンドストライプ。
超パワーで不可能を可能にするオールマイトのOFAワン・フォー・オールも強いですが、この世の全てに新たなルールを付与できる汎用性の高さが新秩序ニューオーダーの強みですね。強いしかっこいい!

しかしその最強の“個性”を持ってしても倒しきれない死柄木。
大陸間巡航パンチをギリギリ回避すると空軍戦闘機の上に乗りスターの手を鈍らせついには手のひらが触れる距離に……!
本当の兄妹のように強い絆で結ばれているスターとパイロットたちだからこそ、最期は甘んじて死柄木の攻撃を受けたスターが切ない。
死柄木に触れられたスターは“個性”を奪われると同時に体の崩壊も始まり無念の敗北――……。

と思われましたが、新秩序を奪った死柄木に異変が。
実は“個性”を奪われる直前、スターは新たなルールを付与していました。それは「新秩序ニューオーダーは他の個性と反発する」。
これにより新秩序を得た死柄木の中では、スターの意思が宿った新秩序が他の“個性”を食い荒らし次々と破壊。
長年AFOオール・フォー・ワンが他人から奪ってきた大量の“個性”たちが次々と消滅していく様は正直ちょっとスカッとしますね! 何よりも他人の“個性”を奪うという強みが逆に仇となったのが面白い。

ただ自分の命よりも死柄木にダメージを与えることを優先したスターの体は崩壊が止まらず……。
最後の最後まで仲間たちの命と世界を守り、人類最大の敵に致命的なダメージを与え、未来に希望を繋いだ彼女の姿はまさしくヒーローそのもの。
そしてまたしても死柄木に一撃を与えたのはオールマイトの意志を継ぐ者。
「これが私の恩返し」と言いながら敬礼のポーズで消えていくスターがあまりにもかっこいい……。
アメリカNo.1ヒーローでありながら出番はたったの2話。あまりにも早い退場。けれどそのインパクトは凄まじく、ただでは死なない真の強さを見せつけられました。でも切ない……。

出典:僕のヒーローアカデミア/ヒロアカ アニメ公式(@heroaca_anime)より

命を引き換えにしたスターの攻撃によって致命傷を負った死柄木。彼が完全体となる時間を遅らせ、一週間程度ヒーローたちには猶予が与えられることとなりました。
たかが1週間、されど1週間。スターアンドストライプの意志を継いで、次は若きヒーローたちの番ですね。

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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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