6話のあらすじ
若宮のもとを単身訪ねてきた長束の側近・敦房(CV.河西健吾)。彼は若宮の即位を手伝う代わりに、長束を守ってほしいと懇願。長束派の中でも路近を筆頭に過激な宮烏の行いによって長束の地位が危うくなることを敦房は憂慮していたのだ。
その話を聞いた若宮は敦房が信頼に足る人物かを図るために、とある頼み事をするのだが……。
6話の感想
若宮のもとへ1人乗り込んできた敦房。その目的は長束を守ってもらうこと。
元々は長束の人柄に惹かれた者たちの集まりでしかなかった長束派。しかし路近を始めとする過激な者たちが入ってきたことで、裏切り者を粛清するほど雰囲気が様変わり。
このままでは彼らの行いによっていつ長束が謀反者扱いされるか分からず、敦房は主を守るために停滞勢力の若宮に助けを求めたようです。
長束派が一枚岩ではないのは前回薄々感じてはいましたが、過激派の路近VS穏健派の敦房で亀裂が入り始めているみたいですね。
さて一方、姫たちが集う桜花宮ではいよいよ七夕当日を迎えていました。
美しく着飾ったそれぞれの姫たちと、若宮のために織られた着物が一同に介し何とも華やかな場。しかし相変わらず人間模様はどろっどろ。
東家の姫・あせびを姉のように慕う内親王(若宮の妹)藤波様は贈ったばかりの琴・浮雲でぜひ演奏してほしいと熱望。
戸惑いながらも琴を弾くことになったあせびを、田舎者と陰で笑う他家の女たち。
けれど彼女の腕前は本物。内心では彼女をバカにしていた真赭の薄も自分の言動を恥じる羽目に。
ようやくあせびがただの常識外れな田舎者ではないと見せつけられましたが、これがまた新たなトラブルを生むことになってしまいます。
いかにも意地悪ババアと言った嫌味な喋り方をする北家の女房・茶の花。皮肉を口にしてはさらに、あせびの母の二の舞いにと意味深な発言。琴に刻まれた浮雲の模様にはやはり何か因縁があるのでしょうか……?
面と向かって悪意をぶつけられた上に、女房のうこぎですら教えてくれない母の過去に触れられ涙を流すあせび。
また一方では夏殿を訪れた北家の姫・白珠が南家の姫・浜木綿に取引を持ちかけます。それは入内を諦める代わりに、白珠が入内した暁には北家が南家を贔屓にするというもの。
それを軽くあしらった浜木綿でしたが、白珠は「断るなら秘密をバラす」と脅迫。
浜木綿の秘密が何なのかは不明ですが確かに他の姫たちとは少し雰囲気が違うんですよね。達観した言動と言い、姫らしくない所作といい。彼女が隠している秘密は一体何なのか。突然動き出した白珠の真意も気になります。
そして若宮が敦房に頼んだお願いの内容は終盤になってようやく判明。それは七夕に桜花宮を訪れるという儀式をすっぽかして、南家当主と面会するというもの。何としてでも桜花宮に行きたくないのか、南家当主に会うという名目が成立するように敦房に計らってもらったようです。
しかし南家の集まりには長束の姿も。若宮と長束が再び相まみえることに……。
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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