2話のあらすじ
炭治郎のもとに届いた耀哉からの手紙――そこには鬼殺隊が一丸となって頑張るために後ろ向きな義勇と話してほしいと記されていた。
柱稽古に参加せず屋敷に閉じこもる義勇は突然会いに来た炭治郎に困惑しつつも冷たくあしらうが……。
2話の感想
柱合会議でひとりだけ柱稽古への参加を拒否した水柱・冨岡義勇。「俺はお前たちとは違う」と言い放ち、他の柱たちから顰蹙を買ってしまった義勇さんですが、その言葉の真意が今回明かされることとなりました。
そもそもが協調性とは無縁の義勇さん。大体いつも言葉足らずで誰かしらを怒らせているコミュ障な義勇さんを、お館様も気にかけていたようです。他の柱たちと足並みの揃わない(揃える気もない)義勇さんと、動けなくなってしまった自分の代わりに根気強く話してやってほしいと炭治郎に手紙をしたためました。それを読んで額面通りに受けとってしまった炭治郎。数日間付きまとわれてあまりのストレスに寝不足になり始めた義勇さんはついに根負け。彼は自らの過去を語りだしました。
鬼殺隊に入隊するための最終選別で、同い年で親友の錆兎という少年に助けられたこと、彼が藤襲山の鬼をほとんどひとりで倒したこと、負傷して気を失っている間に錆兎は鬼に殺されてしまったこと……。
共に鱗滝さんに師事して育った2人。当時はまだ非力だった義勇さんと、歴代の鱗滝水流派の中で最強だった錆兎。
柱になれる才を持っていた錆兎が死に、弱い自分が生き残ってしまったことをずっと悔いていた義勇さんは水柱になった今も自分を卑下し、他の柱とは違うと線を引いてしまっていた。
あの「俺はお前たちとは違う」という言葉は他の柱を見下しているのではなく、貴方達と肩を並べられるほど自分は強くないという真逆の意味だったんですね……言葉足らずどころか不器用すぎる。
錆兎と言えば炭治郎がまだ鱗滝さんのもとで修行している時、どこからともなく現れ稽古をつけてくれた不思議な少年。物語開始時点ですでに故人の錆兎ですが、死してなお今を生きる炭治郎と義勇さんに多大な影響を与え続けているのがグッときます。
ちなみに錆兎を演じているのは梶裕貴さんですが、梶さんの声で「水の呼吸」が聞けたのが嬉しかったです。原作にはないアニメオリジナルのシーンで、スタッフさん分かってらっしゃる。
また冒頭の炭治郎がお館様からの手紙を読んだ後、どうやって励ましたらいいかアオイちゃんに相談するシーンやアオイちゃんがおにぎりを持たせてくれるところも全てアニメオリジナル。
炭治郎が義勇さんにつきまとうところも大幅に追加されていて、原作補完が本当に上手い。
さて次回からはいよいよ炭治郎が柱稽古に参戦! 稽古をつけてくれる柱たちや、他の隊士たちとの絡みなどいよいよ柱稽古編の本番です。次回はどんなアニオリシーンが追加されるんだろうと今から楽しみですね。
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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