8話のあらすじ
大泉学園駅へと近づくアポジー号。そこは住民たちがアニメ「練馬の国のアリス」の登場人物になってしまっているという。
ところが到着した大泉学園にアリスたちの姿はなく、敵キャラクターの渾沌(CV.中村悠一)が支配する町になっていて……。
8話の感想
脚本・コンテ・演出を水島努監督が務めたこの第8話、かつてないカオス回となりました。これまでとは比にならないレベルのカオスです。
舞台は大泉学園駅。作中に存在するアニメ「練馬の国のアリス」の登場人物となってしまった住民たちがいると聞いていた静留たちでしたが、実際にはメインキャラクターのアリス・ごーもんティー・ケッシーの3人は死んで(?)おり、敵キャラの渾沌が町を支配していました。
町には将棋の駒「歩」を模した「ウォーカー」という住民たちで溢れかえっていて、元々の住民だった「ウライズミン」たちは地下に隠れ住み、唯一生き残っていたスーちゃんを匿っています。
町の平和を取り戻すために静留たちはアリスを生き返らせようとするのですが……。
このカオスなストーリーがとんでもないハイテンポかつとんでもないセリフ量でガンガン進んでいくので途中から深く考えるのを辞めましたw
ただ端々にはかなり重要そうな伏線らしきセリフも多かったですね。
まずはネリアリランドこと大泉学園に到着する前。
東久留米駅ではだだっ広い荒野に賽の河原のような石が積み上げられた光景が広がっており、駅に着くと静留たちは全身に耐え難い痒みに襲われていました。駅に近づいただけでとんでもない影響があるのは池袋に近づいてきたからでしょうか。
続くひばりヶ丘。ひばりがいっぱいいる平穏な駅かなーなんて思っていたら、線路の両脇に巨大な廃墟ビルが立ち並ぶというまさかの光景。さらに駅に近づいた途端、今度は静留たちに過去のトラウマがフラッシュバックするという現象が。
それぞれ違うトラウマが蘇っていたのですが、わずかなカットながらかなりのインパクトがありました。
晶は何か(誰か?)を助けられず見殺しにしてしまったトラウマ。
玲実は何か(誰か?)を殺してしまった……? トラウマ。
撫子は両親の喧嘩を止められず離婚させてしまったトラウマ。
ポチさんは虐待されていたらしいトラウマ。(水島監督がポチさんは元保護犬であることを明かしています)
そして静留は葉香に酷いことを言ってしまったトラウマ。
静留以外も相当重い過去を背負っているらしいですね……。
また大泉学園では支配者・渾沌が「池袋の魔女王」に命じられて部外者を練馬に入れないようにしていること、そしてその魔女王の名が葉香でありこの世界の恐怖の支配者であることを明かしました。
やはり池袋の女王は葉香だったんですね。
大泉学園が「練馬の国のアリス」モチーフになっているのも、元々は彼女がこのアニメのファンだったことが影響しているようです。ただ数週間前まではアニメ最終回後のアリスたちが暮らす平和な町だったのが、突然悪役たちが復活し町が変貌してしまったのだとか。これも葉香が何か関わっているんでしょうか。
ところで今回カオスな上に声優も異常に豪華でした。
アリスは山村響さん、スーちゃんは井澤詩織さん、ごーもんティーは吉野裕行さん、ケッシーは下地紫野さん、くだんは斎藤千和さん、そして渾沌はまさかの中村悠一さん。
渾沌は唯一生き残って逃亡したのでまだ出番がありそうですが、他はみんな死んじゃった(消えた?)のに無駄に豪華w
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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