8話のあらすじ
桜花宮の舞台から転落し死亡した早桃。突然の死に動揺するあせびと、自責の念に駆られる藤波。
北家の白珠はあせびが早桃を利用し口封じのために殺したのだと言いがかりをつけて責め立てる。そんな彼女をたしなめたのは南家の浜木綿だった。
8話の感想
何者かによって突き落とされ殺されてしまった早桃。
何としてでもあせびを蹴落としたい白珠は、早桃を利用していたあせびが必要なくなった彼女のことを殺したのだとあることないことを吹聴。あせびを庇った真赭の薄まで罵りますが、見兼ねた浜木綿にたしなめられようやく口を閉じます。
早桃を殺したのも白珠なんでしょうか……。
一方その頃、若宮の住む招陽宮で庭師として働き始めた一巳。若宮に仕事ぶりを認められて連れてこられたという一巳はとある条件と引き換えに仕事を受けたのだそう。
その条件は、以前若宮と雪哉が姫たちの住む桜花宮を覗き見していた崖の上(バレて雪哉が突き落とされた場所)から、桜花宮を見たいというもの。
雪哉は一巳がどこかの女房と恋仲でひと目見たいのだろうと軽く考えていましたが、一巳は北家の姫・白珠を見て激しく動揺します。一巳が会いたがっていたのはまさかの姫……!
そして夜、再び大事件が起きます。
それは桜花宮への侵入者。真赭の薄の眠る部屋に侵入するも彼女にバレると動揺して逃走。しかし桜花宮を警備する藤宮連に追われ、最期は烏の姿になって飛び立とうとしたところを藤宮連のまとめ役・滝本によって斬首されてしまいます。
その様を目撃してしまった白珠はショックのあまり乱心。分けのわからないことを口にして自室へと引っ込んでしまいますが……。
後を追いかけた浜木綿とあせびが白珠の部屋に踏み込むと、そこには大量の切り刻まれた文と、その文で折った折り鶴が散乱。
もしかして若宮からの文を盗んでいたのは白珠……?
実は北家の庭師だった一巳と恋仲にあったらしい白珠。しかし入内するために生まれてきた白珠はその悲しみからかすでに精神を病み始めてしまったようです。浜木綿はそのことを知っていたようですが、だからこそ脅迫まがいのことをされても彼女を気に掛けるそぶりをしていたのでしょうか。
というか、ということはあの侵入者はやはり一巳……? 烏の姿のまま殺されたため正体は未だ分からず仕舞いですが、もしやと思っていたら……。
今回はとにかく白珠役の釘宮理恵さんの迫力が凄まじくて圧倒されました。声自体は可憐で可愛らしいのに、乱心した時の狂気的なお芝居や、もうとっくに心が壊れてしまったと告白した時の虚ろさの表現にゾッとさせられました。釘宮さんが白珠役に選ばれた理由がよく分かりますね……!
桜花宮でまたしても大事件が起きている裏で、ひとりどこかの姫君に会いに行っていた若宮。なんと大胆にも“若宮の使い”のフリをしていて、相変わらず肝の座り方が尋常じゃないですね。
若宮が会いに行ったのは、顔に痘痕ができて部屋に閉じこもっているという“本邸の姫”。実は彼女、元々は登殿する予定だったそう。病のために直前で登殿の儀から降りたというその姫はしかし、若宮の前に姿を現します。するとそこにはどこも異常のない美しい顔の姫が。
本当は顔に痘痕ができたなんて嘘で、全く別の理由で登殿の儀に行かなかったそうですが一体なぜ……。
彼女は“本邸の姫”と呼ばれ今回は東西南北どの家の姫なのか明かされませんでしたが、そう言えば東家のあせびは一の姫が病で来られなくなり急遽選ばれたという話がありました。もしかして……?
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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