143話のあらすじ
来たる決戦に向けてそれぞれ決意を深める敵連合のトガ、荼毘、スピナーたち。死柄木もまた着実に回復し始めていた。そんな中、オール・フォー・ワンは再びデクを孤立させるため、雄英の避難居住区に潜入している手下に指示を出すが……。
143話の感想
第6期の超常解放戦線との全面戦争から青山くんの裏切りが発覚するまで長いこと重苦しい雰囲気が続いていましたが、今回でようやく少し希望が見えてきたように感じました。とはいえ、ここからまた敵連合との決戦開始なので覚悟して見なければ……。
今回印象的だったのは敵側の描写。
夜の住宅街に現れたトガちゃんがひとり向かった先は彼女の生まれ育った家。住人のいなくなったその家はボロボロで、家屋の内外には至るところに誹謗中傷の落書きだらけ。実の両親や周囲の人間たちから「悪魔」と恐れられ罵られてきたトガちゃんは今、過去に何を想うのか。
そんな彼女の元実家を、いつの間にか現れた荼毘が“個性”で放火。驚きつつも「優しいんだね」と静かに返すトガちゃん。
「人は笑うために生きている」という荼毘の言葉がまた強烈に残りました。
親に愛されなかった者同士、トゥワイスがいなくなった今トガちゃんにとって荼毘はより大切な仲間になっていきそう。
そんなトゥワイスの血液を荼毘は死の間際に取っておいたようで、その血がトガちゃんの手に。トガちゃんの大好きな人の血、そして変身した相手の“個性”も使えるようになったことで、今後はトガちゃんがトゥワイス自身に……!?

一方、敵連合との決戦に備えて1年A組やヒーローたちは雄英を離れることになり、ハイツアライアンス(寮棟)に良く似た要塞「トロイア」に移動。
そこでデクくんは久々にお茶子ちゃんと二人きりで会話する機会を得ます。お茶子ちゃんがあの名演説をした時からずっとゆっくり話す時間がなかったそうで。
あの演説中、トガちゃんのことを思い出していたというお茶子ちゃん。たくさんの命を奪った敵であり殺人犯であり、けれど彼女は彼女なりに自分を貫いた結果に過ぎない。
トガちゃんも荼毘も、そして死柄木も始まりは大好きな家族に拒絶されたところから始まっていて、それを知ってしまったお茶子ちゃんや轟くんやデクくんは最終的にどう彼らと向き合うんでしょうか。
そんな中、留置所にいたはずの青山くんにひとり呼び出されたデクくん。そこに現れたのはなんとオール・フォー・ワン! さらに泥ワープによって回復した死柄木、荼毘、トガちゃんなど敵連合が勢揃い。
まさか青山くんがまた裏切ったのか……
と思った次の瞬間、青山くんがAFOにレーザー発射!
実はこれこそが相澤先生が計画したAFOおびき出し作戦。デクくんの背後からなんと黒霧のワープゲートが開きそこから続々とヒーローたちが……!

激アツの展開となりましたが、気になるのはなぜAFOを騙せたのかという点。彼はとある“個性”の能力で自分に対して敵意や悪意を抱いている相手が分かるようでそれは電話越しでも同じ。青山くんの母親や青山くん自身との電話でも裏切りの感情には気付けなかったのに、見事に騙されてしまった理由が気になります。
さらに次回予告には久々登場の物間くんと心操くんの姿が……! というか黒霧ワープで最初に出てきたのってやっぱり物間くんですよね。ということは物間くんが“個性”でコピーして黒霧ワープを使えたってことですね。戦闘向きではない“個性”が勝負の鍵を握る展開、最高ですね……!!
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