10話のあらすじ
突如巨大化し強力な再生能力を持つ怪獣10号に致命傷を与えられず苦戦を強いられる保科。やがてスーツの駆動限界が訪れるも、血反吐を吐きながらそれでも孤独に戦い続ける。そこには唯一自分の実力を認めてくれたミナへの想いがあった。
10話の感想
「曝露」
このタイトルだけでおそらくカフカの正体がバレてしまうのだろうな……と何となく想像がついてしまいますが、その辺りしっかり捻ってきて面白かったです。
巨大化した怪獣10号に対して孤独な戦いを続ける保科副隊長。最初は人間サイズだった10号相手に優位を保っていた副隊長が、巨大化した10号には苦戦をする。中型・小型怪獣には強いけど大型怪獣には弱いという設定が上手く活かされていて面白いですね。
やがてスーツの駆動限界が訪れ体にも限界が……それでも逃げずに死を覚悟で戦い続ける副隊長。隊長であるミナが不在の今、立川基地で一番強いのは彼。自分が負けるもしくは逃げる=第3部隊の全滅、だからこそ負けることも逃げることも許されないというプレッシャーの中、冷静に状況判断する保科副隊長が本当にかっこいい。

その背景には意外な過去があったことも明かされました。
怪獣の大型化が顕著になる中、銃火器の解放戦力が低いかつての保科副隊長は父や上官から防衛隊を諦めるよう言われ続けてきたのだとか。それでも刀の技術を磨き続け近接戦闘のスペシャリストとなった副隊長を初めて認めてくれたのがミナ。
いつもは飄々としている副隊長の熱い想いにぐっと来る一方で、解放戦力は低くても自分の強みを活かして防衛隊に貢献しようとするカフカをなぜ採用したのかその理由にも納得させられました。かつてミナがそうしてくれたように、カフカにも手を差し伸べたんですね。
しかし10号は何度でも再生するのに対し保科副隊長は消耗してく一方。ついには動きを封じられ絶体絶命のピンチ。
副隊長を助けるためやむを得ずカフカが怪獣8号に変身――
するかと思ったその瞬間、なんとミナがどデカい銃を持ってまさかの登場!
ミナが必ず来てくれると信じていた保科副隊長はこのために命がけで時間稼ぎに徹していたようです。
カフカが安易に変身して事を収めるのではなく、仲間全員で力を合わせて強敵に立ち向かう。意外性はありつつも防衛隊の底力を見せつける展開が好印象。
唯一10号に致命傷を与えられるミナを中心に、保科副隊長とキコルが動きを封じ、他の隊員はミナが銃をぶっ放せるように周囲の翼竜型を殲滅・足止め。役割分担がはっきりしていて素晴らしい。
見事に10号を討伐したミナや副隊長の姿を見て改めて「俺もああなりたい」と涙を流して憧れを口にするカフカ。
ところが核を破壊され首だけになってもまだ意識を保っていた10号が残りの翼竜型を操って巨大な怪獣爆弾が上空に発生。力を使い果たしたミナや副隊長が絶望する中、駆け出したカフカ。
今度こそみんなの前で怪獣8号へと変身して、怪獣爆弾を破壊……やはり正体バレは避けられませんでした。
防衛隊への憧れを強めた直後に、正体を明かしたことで夢を諦めざるを得なくなる流れが辛い……。
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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