11話のあらすじ
ヒカルを取り戻し、能力を使って自分自身も地上へと戻ることに成功したトキ。ところが劇場が爆破され、さらに待ち構えていた小馬によってトキと李天希は捕まってしまう。
地下鉄のトンネルへと連れて来られた2人はそこでついに銭進と李天辰と対峙する。
11話の感想
劇場の地下で天辰と対峙した時、なぜトキは写真を持っていないのにその場から瞬間移動できたのか。その答えはそもそもあの場にいたのがダイブしたトキだったから。
警察署内の監視カメラ映像にダイブしそのまま劇場へ→ヒカルを取り戻し安全を確保した後、手を叩いてダイブから戻る→写真がある場所(肖力の車の中)へ戻る、というカラクリ。天才的な発想に思わず唸らされました。
しかし読み合いの勝負は銭進の方が一枚上手だったようです。
トキが劇場に入る時着替えされられた衣装にはこっそりGPSがつけられており、地上に戻ったところを待ち構えていた小馬に襲撃されてしまいます。肖力は気絶させられ(この人大体この役回りね……お疲れ様です)トキと天希は再び劇場の地下――地下鉄のトンネルへと連行。
そこで待っていたのは因縁の相手・銭進と天辰。
ところがここから意外な展開へ。
2期序盤で入院していたヒカルに李母娘の写真を渡したのが天辰だったのではと指摘したトキの一言で、銭進と天辰に亀裂が入ります。裏切りを何よりも憎む銭進は天辰に銃を向けますが、天辰は銭進の亡き妻は不倫していなかったと暴露。
実は銭進からの依頼で初めて死に追いやったのが、銭進の妻の同僚で不倫相手(かと思われていた)庄師だったようです。しかし能力で人を操るとその人物も記憶も見られるという天辰は、奥さんと庄師に男女の関係はなくただの信頼し合う同僚でしかなかったと真相を激白。
嫉妬深く疑り深い銭進は妻が不倫していると勝手に思い込み自らの手でお腹の子まで……。
自分が殺した妻の事件を捜査し、その過程でお腹の中の子まで殺していたと知らされ、そりゃ発狂もしますね……。彼が幼い李兄妹を引き取って育てたのは自分の犯した罪から目をそらし許されたかったからなのかもと思うとまたエグい。
銭進と天辰が仲間割れ、さらには余計なことを口にしようとした小馬に銭進が発砲、逆上した小馬が殴りかかって銃を奪い発砲し返すという泥沼すぎる展開。
彼らはただただ自分の目的のためにお互いを利用し合い、そこには愛情も信頼も微塵もなかったんですね。
逃げた銭進を追って小馬もその場からいなくなり、残されたトキと天辰もまた一騎打ちとなりますがそこへ助けに来たヒカルとリンが登場。
しかしまたしてもヒカルが人質に取られ、過去を変えるよう脅されてしまいます。
それを見て泣き出してしまう天希。泣きながらかつてお兄ちゃんに教えてもらった手話と拙い言葉で「おうちに帰りたい」と必死に伝える妹を見て、つられるように泣き出す天辰。
やっと……やっと2人の想いが通じた……と思った次の瞬間、衝撃の結末が……。
あまりにも、あまりにもショッキングなラストに、絶句を通り越して放心。
もう、ただただ辛いです。ハッピーエンドは無理そう……。
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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