アニメアニメ感想

【アニメ感想】永遠を知らない君へ「鬼滅の刃 柱稽古編 第八話(終) 柱・結集」

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8話のあらすじ

産屋敷邸に現れた鬼舞辻無惨と産屋敷耀哉はついに邂逅する。耀哉は無惨が産屋敷家の祖先であること、そのせいで産屋敷一族は呪われ短命となってしまったこと、無惨を倒すことでしか救われないこと、そして無惨が追い求める永遠と不滅について語りだす。

8話の感想

まずは本作の制作に携わった全ての関係者の皆様に感謝をば。最終話、圧巻でございました。
柱稽古編は原作では1巻分ほどしかない短いシリーズなのにそれをTVアニメ全8話にまで一切の違和感なく広げてくれた上に、最終話のこの盛り上げ方。歴代シリーズの中でもこの柱稽古編最終話が一番感動したかもしれません。それくらい素晴らしかった。

前半は1000年の時を経て邂逅を果たしたお館様と無惨の対話。ここで初めて、なぜ産屋敷家が鬼殺隊を全面的に支援し指揮してきたのかが明かされます。無惨も元はただの人間、それも産屋敷一族の祖先。
一族から鬼が生まれてしまったために代々生まれてくる子はみな短命になり、その呪いを解く唯一の方法が無惨を倒すために心血を注ぐこと。
それを聞いても何の感慨も湧かない無惨。ところがお館様が「永遠」と「不滅」について語り出した途端、初めて動揺が浮かびます。
この1000年間、多くの鬼殺隊士たちが殺されても滅びることがなかったのは人間が思いを繋いできたから。人の思いこそが「永遠」で「不滅」を生むのだと語るお館様。
しかし無惨は彼が死ねば全ての鬼が滅びる。この事実は無惨本人しか知らなかったようで苛立ちをあらわにしました。

この2人の対話を見てから柱稽古編OP「夢幻」を聞くとより感動を味わえます。原作をかなり読み込んで作ってくれたのだろうなと伝わってくるほど歌詞がここのかけあいそのまんま。
「永遠の意味知らぬ君に答えを示す時だ」というサビの歌詞が特にかっこいい。
ボーカルのHiro(MY FIRST STORY)がお館様、HYDEが無惨をイメージしたパートを歌っているのかなと想像しながら聞くとまたエモい。

前半は2人の対話メインでしんと静まり返った産屋敷邸が舞台、しかし後半からは炎上する産屋敷邸跡を舞台に一気に静から動へと切り替わります。

妻子もろとも自爆して無惨を吹き飛ばしたお館様の覚悟に感じ入る間もなく、続けざまに珠世さんの仕掛けた血鬼術がニ連続で無惨を追い詰め、最後は唯一計画を知らされていた悲鳴嶼さんが奇襲。
産屋敷邸爆破からの畳み掛けが最高のアニメーションで味わえて感無量でした。ちょっとすごすぎて感想もあんまり出てきませんw
とにもかくにも作画がすごかった……。

出典:ufotable(@ufotable)より

お館様の自爆と共に無惨との戦いは最終決戦へと突入。集結した柱と炭治郎は鳴女の血鬼術によって、鬼たちの総本山である無限城へと落とされます。
この続きは劇場三部作「鬼滅の刃 無限城編」にて公開されることが決定しました。
実はこの最終話を見るまではできれば最後までTVアニメで放送してほしいなと思っていたんですが、いざ無限城のシーンを見たら「これは絶対に映画館で見たい!」と即掌返ししてしまいました。それくらい迫力がすごい。というかこの最終話自体が劇場用に作られたのかなというくらい。
360度、上下左右くるくると回転する無限城の描写がまるで自分も落ちていくような感覚にとらわれて鳥肌立ちっぱなし。
柱稽古編はちょっと退屈だったなという方も、この最終話だけでもいいから見てほしい。何なら最終話の最後30分だけでもいいから見てほしい。

動画配信
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

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