17話のあらすじ
地下街の王との会談へ若宮が赴くことを断固として反対する長束。彼は自らが若宮の名代として会談に臨むとして、その随行を雪哉に命じる。北領を守るため命を懸けることを覚悟した雪哉だったが、地下街の頭目・鵄(CV.松田健一郎)は若宮が来ないなら会談は中止だと言い出してしまう。
17話の感想
協定破りの件を話し合うための会談に若宮が参加することを断固拒否の長束様。代わりに自分が名代として会談に赴き、その随行として雪哉を指名します。その理由は雪哉が北家当主の孫だから。
北家は朝廷の兵力を握っているため、交渉の際に人質としての価値があると考えたようです。
若宮の身を案じてのこととは言え、雪哉にそれ言っちゃう長束様……。
しかし雪哉も雪哉で北領への思いが強すぎるあまり、自らこの役を引き受けることを決めてしまいました。これには若宮も拗ねてしまうことに。
ところで前回ちらっと登場した真赭の薄様、実は登殿の儀のあと自らの意思で桜花宮の女房――つまりは浜木綿様に仕える身分になっていたことが明かされました。相変わらず浜木綿様のこと大好きですね! でも何だか楽しそうだし、何よりそういうところがやっぱりかっこいい。
さて拗ねてしまった若宮を置いて長束様と路近、そして雪哉の三人で地下街へと向かいますが、そこで待ち受けていた頭目・鵄は指名した若宮が来なかったことを知ると即座に会談の中止を宣告してしまいます。取り付く島もない様子の鵄に慌てる長束様。鵄にとって長束様が宗家の長子で若宮の実兄で名代であることには何の価値もなく、若宮本人が交渉の場を訪れることが唯一にして最低限の条件だったようです。長束様やっちまったな……。
さらには北領の人質として雪哉を預けるという言葉が火に油を注いでしまい、最悪の雰囲気に。
予想外の展開にテンパることしかできない長束様に代わり、体を張ったのが雪哉。故郷が凶暴な猿に襲われ家族同然の村人たちが無惨にも殺されてしまったこと、今日また新たな被害者が発見されたこと、北領を守るためなら自分の命も懸けられること、そして地下街に猿の手がかりがあると若宮から聞いたこと、頭を下げて必死に訴える雪哉。
長束様が情けなさ過ぎて泣けてくる。ちなみに地下街へ向かう前、路近が今日の会談は中止になると予言めいたことを口にしていましたがどうやら彼は地下街の面々と顔見知りだったようで、若宮本人がいかなければ意味がないことを知っていたみたいですね。
そんな雪哉の想いに応えるかのように現れたのは鵄の先代にして地下街の王と呼ばれた朔王その人。
彼は封鎖された深く暗い穴の奥からある物を取って帰って来られたら猿に関して知ってることを話すと約束。鵄曰く、この穴から生きて帰ってきたのは朔王しかいないというあまりにも危険な場所へ、けれど迷うことなく足を踏み入れた雪哉。
しかしその穴の奥で見た光景が衝撃でした。
山のように積み重なった大量の人骨、そしてその周囲に姿を現した奇妙な姿の子どもたち。彼らが身にまとっていたのは栖合の村で雪哉が目撃した猿と同じもの……。
なんと地下街の奥にいたのはあの人喰い猿と同じ猿たち。ということはこの大量の人骨って……。
兄妹と思しき猿の片方に襲われた雪哉でしたが、その窮地を救ったのはここにはいないはずの若宮。招陽宮で澄尾さんに見張られているはずの若宮がなんでここに!?
というか猿はずっと山内の地下にいたってこと?? 八咫烏たちが知らなかっただけで? 朔王だけがこのことを知っていたんでしょうか。謎が多すぎて続きが気になります……!!
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※本ページの情報は2024年8月時点のものです。
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