アニメアニメ感想

ONE PIECE 「海は海賊! 討入り! いざ鬼ヶ島」感想

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ついに……ついに来ましたね。原作を読んだ時もあまりの衝撃に声も出なかった裏切り者の正体。
後から考えてみればカン十郎は確かに怪しいんですよね。赤鞘の中でも未来に飛び、ルフィたちとずっと行動を共にしていたのは錦えもんカン十郎雷ぞうの3人だけ。錦えもんはリーダー格ですし、奥さんもいたりと3人の中で一番内情が描かれています。雷ぞうも元お庭番衆なので素性が割と明かされている。一方カン十郎おでん様との出会いも少し描かれたくらいで素性はよく分からないし、なんと言っても声優が山崎たくみさんです(重要)。
最初にキャスティングされた時からとーっても不思議だったんですよね。山崎たくみさんと言えば、クールでニヒルな声質からあの塩沢兼人さんの持ち役を多く引き継ぐほど、悪役の似合うお方。カン十郎のようなひょうきんな役は非常に珍しいのですが、山崎さんを抜擢したスタッフさん方はすでにカン十郎がスパイだと知っていたんでしょうか。アニメ初登場が2015年だったそうなので、そう考えると実に6年越しの真実発覚。尾田先生がアニメスタッフには正体を明かしていたと考えるのが妥当ですね。
ちなみに、以前からカン十郎スパイ説を見抜いていた人もいたようですね。考察勢凄すぎる……!
よくよく読み込めば、正体発覚以前のカン十郎は左手で下手な絵を描いていたけど、上手い絵を描く時はちゃんと右手だったっていう伏線もあったらしいです。尾田先生も怖い……。

カン十郎がスパイと分かっていても、夕立ちカン十郎から黒炭カン十郎に豹変するシーンは山崎さんのお芝居も相まって鳥肌が立ちました。使い古された言葉ですがやっぱり声優ってすごい!

でも絶望的な状況もここまで。ついにルフィローキッドの最悪の世代3人が揃い、テンションも最高潮です。新キャラも続々登場だと思うので、今から新キャストが楽しみですね!

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