フルーツバスケット The Final「好きなんだ、ただ…」感想

は〜〜なるほど、そう来ましたか。原作からかなり順番入れ替わってますね。この展開でも違和感はないけど、原作ファンからすると結構驚きでした。由希くんに殴られた後、病院に行ったらもう面会時間終わってて凹む夾くんと、ザマアミロな由希くんが好きだったので削られてちょっと悲し…。あと、本家に行く前？後？で緊張のあまり吐いちゃって、通りがかった杞紗と燈路ちゃんに心配される夾くんも好きです。

ただ、由希くんと夾くんの喧嘩のシーンは素晴らしかった! 春とリンが再会するシーンと同じく、原作を超えたなと感じました。兎にも角にも、由希くん役の信長くんのお芝居が神がかってましたね。原作でも大好きなシーンだし、高屋先生もずっと描きたかったと昔おっしゃっていたお話なので、それをあんなに素晴らしくアニメ化してくださるとは……!
本当に心の底から溢れ出して止まらない由希くんの怒りと嫉妬と愛情の表現が理想を通り越して、由希くんはこんな風に叫んでいたのかと思ったくらいです。
今までずっと怒りをぶつける側だった夾くんが一方的にやられてポカーンなのも印象的ですよね。やっぱりいいなあ、この2人。

ところで、残り話数少ないんですが、翔くんのあの子ってやっぱりカットなん……？ 最後の最後にやるのかしら。個人的には結構重要だと思うんですが、カットだったら泣く(T . T)
本来ならもっと前にやってるはずなので、翔くんが由希くんに「本田さん入院してるってほんと？」ってシーンがめちゃくちゃ活きるんですよね。なのでやっぱりちょっと寂しかったです。フルバは、あのシーン・セリフがあってこそ、という展開も多いので順番入れ替えたりカットするのはやっぱり危険ですねえ。

好きなんだ、ただ…