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王様ランキング 第22話 「魔神との約束」 感想

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22話のあらすじ

父・ボッスからミランジョとの記憶を見せられるダイダ。世界一強い男になりたいというボッスの願いを叶えるため、ミランジョは魔神と引き合わせその願いを叶えさせる。願いの代償としてボッジから力を奪ったことを知りダイダは激怒。しかし父からミランジョのことを託され再び目を覚ましたダイダの目の前にいたのは、ミランジョの魂を食らった魔神だった。

22話の感想

ついにミランジョの戦いに終止符が打たれました。ミランジョとボッス、そして魔神の過去もようやく明かされました。ミランジョがボッスを魔神に会わせたのは以前にも描かれていましたが、ミランジョと魔神の関係は今回ようやくはっきりとしましたね。
OPにも登場していた魔神の子がボッスが契約した魔神なのか謎でしたが、人の願いを叶える度に醜い姿になっていくという言葉からしてやはり同一の存在だったようです。この作品、多くのキャラが辛い運命や悲しい過去を持ってたりしますが、まさか魔神にもそれを当てはめてくるとは……。
気になるのはミランジョがボッスを連れて行った時、既に今の魔神の姿になっていたこと。幼い頃、「わたしは何も願わないから」と言っていたにも関わらず、次のシーンでは子どもの姿でなくなっていた上にミランジョが約束を破ったと言っていたのを考えると、ミランジョが何かしら願ってしまったんだと思うんですがそれは一体なんだったんだろう。ちゃんと読み込めばヒントが隠されているのか、今後明らかになるのか。
ただ、今回ミランジョが「いつか元の姿に戻してあげる」と言っていたのを見ると、魔神との戦い(?)はまだまだ続きそうですね。

そしてデスパーさんと隊長が密かに魔神の命を狙っていたのは、オウケンを元に戻してほしいという願いを叶えてもらうためでした。魔神の存在ってこの世界ではどのくらい周知されてるんですかね。デスパーさんたちは結構前からボッスが魔神と契約していたことを知っていたのかな。
結果的に、割り込んだダイダによって「ミランジョを生き返らせてほしい」と言う願いが叶えられてしまいましたが、前回オウケンが「他に助けるべき人がいる」と言っていたのが彼女のことだったのが胸熱です。オウケンの中にもまだ意識が残ってるのかな……。というかオウケンは次魔神が現れるまでずっと岩の中なのかなと思うとちょっと不憫で笑えますね。

それにしても、今回はこれまで第1話からずっと続いてきた先行き不安さが初めてなくなって、まさかのまるっと解決したことにとても驚きました。何より、ダイダがミランジョと結婚宣言したのが本当にまあ……びっくり。多分恋愛感情というよりは助けたいという気持ちからなんだとは思いますが、ダイダの行動力よ。
ところで久々にダイダ本人が喋ったわけですが、梶さんの演技だけで中身がボッスではなくダイダなのがちゃんと伝わってきてさすがだなと感動しました。もう、ハキハキ感が違うし、なんか言葉の全てが若い! すごいや……。

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