6話のあらすじ
母を庇って額を怪我してしまったリー・ティエンチェン。それでも父の暴走は止まらず母への暴力は続く。ティエンチェンは怯える妹の目をふさぐと、小さい頃に母がよく聞かせてくれたおとぎ話を語りだす。
気づくとトキはヒカルとの交信が途絶え、自分の意思とは別に現実世界へと戻って来るが……。
6話の感想
リウ・ランとリー・ファンが死亡した過去の事件。その真相はDVを受けたリウ・ランが反撃し夫を金槌で殺害、その後リウ・ランも腹部を刃物で刺されて死亡と凄惨なもの。
トキが見た写真の中の出来事からしてもリウ・ランが夫を殺したのは間違いなさそうでしたが、なぜリウ・ランも……? 絶望して自殺したのか、それとも彼女も誰かに殺害されたのか。何にせよあまりにも救いがない。
リー・ファンが殺される直前、ティエンチェンは怯え泣きじゃくる妹の心を守るため彼女の目をふさぎ、幼い頃に母が聞かせてくれたおとぎ話を語りました。
それは森の中で暮らすキツネの4人家族(ティエンシー一家と同じく父・母・兄・妹)がいて、ある日森の中で兄と妹が迷子になり、途中出会った2羽のカラスに帰り道をたずねるもバカにされ、兄が1羽のカラスを殺してしまう、という何とも後味の悪い物語。
幼いティエンチェンは「兄妹はちゃんと家に帰れるの?」と訊ねますが、母リウ・ランが何も答えなかったのがまた不気味です。
このお話は今後の展開を予期させるものなんでしょうか……。

またこのシーンの直後、トキとヒカルの交信が途絶え、またトキの意識が朦朧とし彼の意思とは関係なく写真の中から強制的に戻されてしまいました。トキ曰く、一瞬リウ・ランの意識に入っていた気もすると言っていたし気になりますね。
さてひとまず現実に戻ってきたトキは警察に姿を現したあのフードの人物のもとへ。
その人物はトキに自らを「リー・ティエンシー」と名乗ります。
彼女は自分が喋れなかった理由を、生まれつき感受性が強く敏感すぎたための精神的なものと説明しましたが、あの事件の後喋れるようになったんでしょうか。そもそも父に殴られたティエンチェンは無事なのかどうかも気になりますが。
かなり警戒心が強く慎重なティエンシーは室内の監視カメラなどを全て外させ、部屋に入るのもトキのみ、盗聴器がないかも入念にチェック。
正直に話し始めたトキ相手に少し心を許したようにも見えましたが、あの日リンを操りヒカルを刺した赤目の人物と同じような言葉を使ったことから、真犯人説がかなり強くなりました。
でもあの過去を知ってしまったあとだと、彼女が犯人だとは思いたくないですね……確かに闇落ちするには十分すぎる過去ではありますが。

しかし彼女がトキを連れてトイレに行きたいと言い出したことからまたしても急展開。ワン刑事がすぐ駆けつけたために実はトキが盗聴器を仕込んでいたことがバレ、ティエンシーの様子が一変。
また一方で、シャオ刑事はリウ・ラン夫婦殺害事件を担当したのが警察を辞める直前のチエン・ジンだと知り、ティエンシーとチエン・ジンが繋がっている可能性に気づきました。
さらに今度はヒカルが病室から消え……と緊張感がとんでもないところでまさかの次回へ持ち越し。
ティエンシーに何かを言われてなぜか彼女を警察署から連れ出そうとしたワン刑事、署を出たあとティエンシーをどこかへ連れていくトキ、消えたヒカル、またしても動き出したチエン・ジン。続きがきになる!
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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