気まぐれで上げたキャラソンの記事が意外にもたくさんの方に見てもらえたので、今年も少なめですがお気に入りのキャラソンと声優ソングをまとめてみました。第1弾と第2弾はこちら↓
今回も相変わらず偏りまくってます。ほぼ男性声優(というかほぼ鈴木崚汰くん)ですがあしからず……。
なお当記事では、
「キャラソン」→キャラクター名義で声優が歌っている楽曲。
「声優ソング」→声優名義で歌っている楽曲。
としています。
筆者は知らないアニメや作品のキャラソンでも声優目当てで楽曲を聴くことが多い人間です。元作品については知識がない場合もありますがあらかじめご了承ください。
「特攻薬」モモチ(CV.豊永利行)/ディア♥ヴォーカリスト
「ディア♥ヴォーカリスト」はRejetから発売されているドラマCDシリーズ。6組登場するロックバンドの一つVeronicaの楽曲です。
とっしーこと豊永利行さんのキャラソン大好きオタクとしてはモモチくんの曲は毎回必ずチェックしてますが、この「特攻薬」は久々に好みど真ん中でした。
ちょっとダークな歌詞と王道のロックがかっこいい。イントロがドラマチックで一気に惹き込まれました。
この一曲の中でも少し幼さを感じる可愛らしい歌声と、ラスサビの最後ではがなるような荒々しい歌声も聴けてさすがの演じ分け。
カップリング曲の「白昼夢」は打って変わって綺麗めなバラード。モモチくんの曲はジャンルが幅広いですが毎回どこか妖艶さを感じられますね。
ただこの曲、よく歌詞を聴くと結構セクシーかつちょっとゾッとする部分もあって驚かされました。
「ババーンと推参!バーンブレイバーン」イサミ・アオ(CV.鈴木崚汰)/勇気爆発バーンブレイバーン
2024年1月に放送され、放送前はほぼ無名だったにも関わらず第1話の衝撃展開が話題を呼び今年を代表するオリジナルアニメとなった作品。
その最終話で挿入歌として使用されたのが主人公イサミが歌う「ババーンと推参!バーンブレイバーン」。
そもそもアニメのOPテーマでもあるこの楽曲はブレイバーン役の鈴村健一さんが歌っており、こちらはイサミがカバーしたバージョン。
ブレイバーン版は鈴村さんがノリノリで歌っている様子が目に浮かびますが、イサミ版は鈴木崚汰くんがもうちょっと真面目な感じで歌っています。
最終話でこの曲が挿入歌として流れ始めた時、「なにかいつものOPと違う……」「鈴村さんとちょっと歌い方が違うような……」「まさか崚汰くんが歌ってる……!?」と気づいて本編の話が吹っ飛ぶくらいの衝撃を受けました。崚汰くんの歌声も大好きなのでもう感動。
サントラにイサミ版がフルサイズで収録されまた感動。今年一番衝撃を受けたキャラソンです。最高。
「羅実組曲」千切豹馬(CV.斉藤壮馬)、鰐間淳壱(CV.鈴木崚汰)、鰐間計助(CV.鈴木崚汰)/ブルーロック
ブルーロックのキャラソンと言えば國神・千切・玲王の歌う「ゼロ」が神曲でしたが、またまたすごい曲が出てきました。
作中で因縁のある千切と鰐間兄弟のコミカルなかけあいから始まり、軽やかでクールな千切のラップ→ゴリゴリのハードな鰐間ラップが死ぬほどかっこいい。天才かな……??
「ゼロ」と同じく一歩間違えればダサくなりがちな、曲にセリフを入れ込むのがとにかく上手い。それもこれも斉藤壮馬くんと鈴木崚汰くんの演技力と歌唱力があってのこと。
何よりもちゃんと作品に沿ってなおかつキャラが言いそうなセリフと歌詞、単純に楽曲としてのかっこいいキャッチーなメロディ。キャラソンに求めてるのはこれなんですよが全部詰まっててブルーロックさんが最高。
それにしてもお二人とも歌上手過ぎません……?
カップリング曲の「BLUE LOCK Ver.03」は表題曲とは真逆のセリフ一切なしで王道ロック。
ちなみに鰐間兄弟は兄の淳壱は太めの低音で無口、弟の計助は特徴的な中音で兄の言葉を代弁する個性的な双子。本編では兄が自分の口で喋ることはほぼないのですがキャラソンだとちゃんと歌ってくれるのが面白いですね。
そして見事に声と口調の違いを演じ分けながら完璧に歌いこなす鈴木崚汰くん、最高。キャラソン界期待のホープ。
「Carnival」内田真礼×内田雄馬
声優としてもアーティストとしても高い実力を持つ上に仲良しで声優界最強の姉弟である内田真礼さんと内田雄馬さんがなんと初コラボ。
声優アーティスト同士のコラボってあんまり見かけませんがこれは納得のコラボ。
これまでは声も顔もそれほど似てる印象はなかったのですが、実際に楽曲を聴いてみるとやはり声の親和性が高いですね。どちらも高い歌唱力を持ってることもあってハモリもユニゾンも聴いててとても気持ちいい。
また作曲したのが人気アニソンシンガーソングライターのオーイシマサヨシさんなのもアニメファンとしては嬉しいポイント。
「Carnival」というタイトル通り、明るい気持ちになれる華やかなアップチューンです。
「デイドリームジェネレーション」田中真弓
こちらはTVアニメ「幽☆遊☆白書」の第5期ED曲をコエンマ役の田中真弓さんがカバーしたもの。
リリース自体は1998年とかなり古い楽曲なんですが、最近iTunes Storeで配信されていることに気づいて即買いしました。
田中真弓さんと言えば知る人ぞ知る超歌上手声優さん。「サクラ大戦」や「ONE PIECE」のキャラソン・主題歌カバーなどで真弓さんの歌声を楽しむことができます。
個人的には特にこのカバー曲が大好き。何度聴いても声の伸びが超気持ちいい。
ちなみにこの楽曲が収録されている「幽☆遊☆白書~collective rare trax~」には他にも緒方恵美さんの「微笑みの爆弾」や佐々木望さんの「アンバランスなKissをして」「太陽がまた輝くとき」など幽白声優による主題歌カバーやキャラソンなどが収録されています。
「Tomorrow Never Knows」鈴木崚汰
こちらは人気男性声優がJ-POPの名曲をカバーする企画「[Re:collection] HIT SONG cover series feat.voice actors」の中の一曲。
80年代・90年代・00年代の超有名J-POPを各年代ごと10曲ずつ合計30曲を男性声優30人がカバーしており、我が推しの鈴木崚汰くんはミスチルことMr.Childrenの誰もが知る名曲「Tomorrow Never Knows」をカバー。
個人的にこの楽曲はミスチルの、というかVo.桜井和寿さんの声で何十年も聴いてきた曲なので、いくら推しとは言えやっぱり違和感あるだろうな……と思っていたのですが杞憂でした!(土下座)
声がめちゃ曲に合っている!!!
この90年代の他のカバー曲も秀逸で、野島健児さんの「君がいるだけで」や笠間淳さんの「このまま君だけを奪い去りたい」、小林千晃くんの「チェリー」などもオススメ。
その他の80年代と00年代の収録曲はこんな感じ↓
80年代
(全曲視聴動画リンク)
- 道化師のソネット(さだまさし) Vo.草尾 毅
- 昴 -すばる-(谷村新司)Vo.中田譲治
- ロックンロール・ウィドウ(山口百恵)Vo.堀江 瞬
- ハイスクールララバイ(イモ欽トリオ) Vo.諏訪部順一
- 赤いスイートピー(松田聖子)Vo.興津和幸
- ワインレッドの心(安全地帯)Vo.狩野 翔
- I LOVE YOU(尾崎 豊)Vo.林 勇
- SAND BEIGE‐砂漠へ‐(中森明菜)Vo.森田成一
- My Revolution(渡辺美里)Vo.新垣樽助
- 駅(竹内まりや)Vo.古谷 徹
00年代
(全曲視聴動画リンク)
- ハナミズキ(一青窈)Vo.坂田将吾
- ツバサ(アンダーグラフ) Vo.岡本信彦
- Missing(ELLEGARDEN)Vo.岸尾だいすけ
- ボクノート(スキマスイッチ) Vo.入野自由
- 三日月(絢香)Vo.神尾晋一郎
- COLORS(FLOW)Vo.天﨑滉平
- 君の好きなとこ(平井 堅) Vo.梶原岳人
- CHE.R.RY(YUI)Vo.坂 泰斗
- イケナイ太陽(ORANGE RANGE) Vo.ランズベリー・アーサー
- 虹(Aqua Timez)Vo.菊池勇成
若手から大ベテランまで超豪華。しかも歌唱力の高い声優さんばかりなので安心のクオリティ。
どのカバーも声と楽曲が見事にマッチしており選曲・人選がハイセンス。単純にカバーソングアルバムとしても完成度が高いですね。
ちなみに80年代だと林勇さんの「I LOVE YOU」、00年代だと入野自由さんの「ボクノート」が特にオススメです。
関係ないけど各年代のイケメンをイメージしたジャケットイラストも大好き。
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