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リーマンズクラブ 第8話 「ブレイクスルー」 感想

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8話のあらすじ

碓山がバド部に入ったことで、チーム内に大きな変化が起こる。選手としてやり切ったと浩輝はコーチへ転向することを宣言、その結果橙也は兄・蒼汰とダブルスを組むことに。しかし蒼汰はチーム内の自分の存在価値に悩み、誰にも言わず退部届を出してしまう。そのことに激怒した橙也は……。

一方、建を自主練や飲み会に誘っても断れることが増えた尊。社内には結婚秒読みや昇格の噂が出始めていた。

8話の感想

碓山さんが入って新生サンライトビバレッジ始動……かと思いきや、早速問題が多発。碓山さんがシングルスに、浩輝さんはコーチに転向、橙也と蒼汰はいきなりダブルスを組まされることに。
浩輝さんがコーチへ転向も驚きましたが、ダブルスのペア変更も大変なことですよね。いくら兄弟と言っても、これまで組んだことないようでしたし。

これまでも度々蒼汰のバドに対する自信のなさや劣等感は描かれてきましたが、佐伯兄弟の関係がはっきりと描かれたのは初めてでした。あんまり会話するシーンもなかったし、お互いに言いたいことはあっても言えないみたいな描写だったので仲良くないのかなと思っていましたが、今回お互いに対してどう思っているのかがはっきりしてとても面白かったです。
兄弟で同じ会社、同じスポーツ、同じチームって分かりあってる強みもあればやりづらさもきっとあるはずで。そんな二人がぶつかり合って、また絆を深めるまでの過程がとても丁寧に描かれていました。
にしても、仕事ぶりから見ると蒼汰のがしっかりしてるように見えて、家では橙也の方がお母さんみたいで笑いました。結局ピーマン残してたしw
逢坂さんと界人くんの声の相性も改めて素敵だなあと。界人くんは他作品では天才だったりプライドの高いキャラを多く演じてますが、蒼汰に関してはそのどちらも全くなくていい意味で地味に演じ切っているのがすごいですね。界人くんだっけって忘れるくらい癖を抑えてるのもすごい。逢坂さんは橙也のツッコミがめちゃくちゃ好きです。ピーマン避けてる兄に「どうだか」って言ったところのガチで呆れてる感に笑いました。

碓山さんの雰囲気が一気に柔和になったのも驚きです。バド部入る前はロボットかってくらい表情筋死んでたのに、今回はむしろ優しい先輩としての一面が強かったですね。声も柔らかくなっていたし。
あと、碓山さん復帰に伴ってOP映像の一部が変わったのも胸熱でした。5人だったところが6人になっていたり、浩輝さんだったところが碓山さんになっていたり、細かいところまでこだわっているのが伝わってきて嬉しくなりました。

さて、次回はいよいよ建さん回でしょうか。前回足を気にする様子があったり、今回は突然付き合いが悪くなったりと、一気に退部フラグが立ってきてドキドキです。まあそれ以前にバド部存続の問題も出てきましたけど……。スポーツと仕事と両方をうまーく両立して表現していて本当素晴らしい。

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