9話のあらすじ
刑事からの連続殺人事件に関する依頼を独断で断ったヒカルに食い下がるトキ。しかしそんな中、二人のもとに新たな依頼が舞い込んでくる。トキたちの大学時代の友人でリンの親友シャンシャン（CV．Lynn）は、同じく大学の友人であるドン・イー（CV．新垣樽助）と両片思いの関係を続けてきた。彼から告白されることを待ち続けついに卒業後、友人らと二次会のカラオケに行った帰り、ドン・イーから大切なことを言われたのだが、泥酔したシャンシャンはその内容を全く覚えていなかった。何と言われたのか調べてほしいという依頼に二人は協力することに。
9話の感想
前回ラストで、刑事から連続殺人事件についての依頼を持ちかけられたヒカルは、その中にエマの遺体が写った写真があったことから、トキには相談せず依頼を断ることに。咄嗟にエマの写真は隠してましたが、別の写真に犯人と思わしき男の後ろ姿が写った写真をトキも見たことが今回の話に大きく関わってきます。
さてそんな今回第9話の依頼人となるのは、前回も（ダイブした過去の中で）登場したリンの親友・シャンシャン。ヒカル、トキ、リン、シャンシャン、そして彼女の想い人ドン・イーの5人は同じ大学の仲良しだったそう。
シャンシャンとドン・イーはお互いに思いを寄せながらも、告白は男がするものとシャンシャンが思い込んでしまったが故に、なんと6年間もなあなあな関係が続いていたのだとか。
ドン・イーと一緒にいたいがために大学院まで残りそしてその卒業の日、ついに二人の仲は進展……するかと思いきや、二次会のカラオケでシャンシャンは泥酔。帰り際にドン・イーが「君に伝えたいことがある」という語り出しまで聞いて彼女はその後のことを一切忘れてしまったのです。それがなんだったのかを知りたいという、これまで登場した中でもダントツに平和な依頼。
ところが、珍しくヒカルの言う通りにして大人しかったトキが、一番重要なドン・イーからの告白の場面で、とんでもない行動に。写真で見た連続殺人犯にそっくりな男を見つけてしまったことから、ドン・イーそっちのけに。
この怪しげな男を追っかけたところからの展開にはめちゃくちゃ笑いました。ゲロったシャンシャン（トキ）にビビって思わず持ってたハンカチ（多分睡眠薬入り）をうっかり鼻に当ててしまって倒れる男の図、アホ過ぎて最高のコメディ。
でもこの作品の真骨頂はこの後。一気に冷や水をぶっかけられたかのようなどシリアスへと叩き込まれます。おそらく、トキがまた過去を改変……してしまったのでは……。いやでもヒカル何も言ってなかったし違うのか……？ とにもかくにもラストで数十秒でとんでもないことをしでかす時光代理人、ホント天才。
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