92話のあらすじ
ヒュンケルの体を乗っ取ったミスト。彼はいつかバーンに体を返した時のために暗黒闘気に耐えうる肉体を自らの手で育てるため、ヒュンケルを弟子にしたのだった。ヒュンケルの意識に入り込み、その魂を完全に破壊しようとするミストだったが……。
92話の感想
いつか体を乗っ取るためにヒュンケルを育ててきたミスト。ダイたちと出会うヒュンケルであれば、確かにミストバーンを超える強力な存在になっていたかもしれませんね。しかし今や光の闘気に満ちたヒュンケルはなんと、闘気を込めた魂にミストが触れただけで消滅させてしまうほど。やはりヒュンケルはミストの真の狙いは自分だと気づいていたようで、光の闘気を集中させていたんですね。
これでミストが再び外にはじき出されて……かと思ったらそのまま消滅！？ マジでミストこれで終わりですか！？ やはりミストバーンの状態が一番強かったのかな。むしろラーハルトとかに乗り移ってた方が怖かったかもですね。
にしてもここまでダイたちにとって強大な敵だったミストが、育ててきた弟子のヒュンケルによってあっけなく消滅というのはなんとも言えないものがありますね。皮肉というか感慨深いというか……。
ヒュンケル役の梶裕貴さんとミスト役の古川登志夫さんはご一緒に収録されたそうで、その辺りもとても感慨深いです。世代交代を感じる一方で、まだまだ大ベテランの方々の衰えぬ凄みを感じられて幸せ。
ところで……ポップとブロキーナ老師あっさり登場しすぎでは！？！？！ マァムと全く同じ気持ちになったんですが、いやでも個人的にはこれどう考えてもアバン先生が悪い。罪深いぞ先生。一言くらい言ってやれよ。マァムは先生に強く言えないからポップが八つ当たり受けるハメに……まあいつものことですけど。
なんにせよポップも老師も無事で何よりでした。バーンパレスに乗り込んだ仲間たち全員揃って、ついに最終決戦ですね。真・バーン様に対して真っ向勝負できるのはおそらくダイだけなのでしょうが、ここに生き残ってる全員がきっとまだまだ存在している理由があるはずなので、全員で勝利を勝ち取ってほしい。
そして天魔の塔では真バーン様とダイ・レオナの戦い。本気を出したバーン様は天地魔闘の構えにより、ダイのギガストラッシュをあっけなく抑えて一撃……分かってはいたけど老バーンとはくらべものにならないほど強い。子安さんも絶好調。
ダイがやられても駆け寄ることすらできないレオナに対して、バーン様はなんと自分のものにする宣言。ロ、ロリコｎ……なんでもないです。
あとたったの7話、されど7話。敵はバーン様ただ1人なのにここからさらに戦いは激化していくのかと思うとドキドキです。次回駆け付けた仲間たちと力を合わせて倒すのか、それともダイが再び覚醒して1人立ち向かうのか。ヒュンケルたちと一緒にこの戦いを見届けたいと思います。
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