アニメアニメ感想

【アニメ感想】HIGH CARD 第4話 「#04 SAMURAI GIRL」

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4話のあらすじ

剣術家の父に憧れ同じ”孤高の道”を行こうと心に決めていたウェンディ・サトー(CV.白石晴香)。しかし現実は朝寝坊して遅刻、出勤中にはドジばかり、挙句の果てにはフィンの歓迎会で飲み過ぎてしまう始末。おまけに父から受け継いだ♠A《ラブ&ピース》も使いこなせず……。

4話の感想

今回の主人公はハイカードの紅一点・ウェンディちゃん。いつも静かに事務をこなすウェンディちゃん、クールビューティーなのかと思いきやまさかの酒豪ドジっ子キャラというクセの強さ。おそらく常習犯の遅刻魔で(飲みすぎで寝坊がいつものパターンと思われる)、出勤中もドジ連発で遅刻。酒を3杯以上飲むと悪酔いし、その酒癖の悪さを知るヴィジャイとレオくんからはそそくさと逃げられるのが定番のよう。第一印象とあまりにかけ離れた本性がめちゃくちゃ可愛くて惚れました。

そんなウェンディちゃん、父親は剣術家で彼女もまた幼少の頃から剣術を習っていた様子。そしてその父が♠A《ラブ&ピース》の使用者で、ウェンディちゃんはそれを受け継ぎ現在の使用者となっているようですね。父・ジローは強力な精神力と剣術によって使いこなせていたようですが、ウェンディちゃんは鞘を抜くと殺人鬼としてのラブピが目覚め意識を乗っ取られてしまうようです。それ故にハイカードの中ではウェンディに刀を抜かせてはいけないという暗黙のルールがあるのだとか。
このラブピ(殺人鬼人格のウェンディ)がめちゃくちゃ強いのですが、仲間でも一般人でも誰彼構わず斬りまくる文字通りの殺人鬼で想像以上に危険な存在。
能力の相性的にクリスとは最悪(ある意味最高?)で、不死身のクリスを切りまくるのがラブピちゃんは大好きなようです。クリスの能力最強だけど痛みは普通に感じるようだし相当なメンタルないとキツイですね……。

出典:TVアニメ「HIGH CARD」公式サイトより

ウェンディを演じる白石晴香ちゃんは普段のウェンディとラブピを両方演じていて、その演じ分けに感動しました。そもそもウェンディ自体ギャップが凄くて、普段のクールで不愛想なウェンディと、ドジっ子ウェンディ、酔っ払いウェンディとかなり幅広い。それらを演じるだけでも大変そうですが、さらに完全にタガの外れたラブピ。しっかり狂気を感じられるお芝居で素敵でした。こういう狂気キャラは声優さんの演技力が如実に表れるので、晴香ちゃんすごい。
設定的にラブピは今後そうそう登場するものではなさそうですが、すごくいいキャラしてたのでまた暴れてほしい。ラブピのアクションシーンは作画も素晴らしくてめちゃくちゃかっこよかったですし。

ところで途中まで全然気づかなかったんですが銀行強盗のボスだったジョン・ドゥという男、井上和彦さんだったんですね。まともに喋るようになってようやく気づいて驚きました。ゲスト声優が豪華。
ちなみにこの「ジョン・ドゥ」という名前、いわゆる「名無しの権兵衛」と同じ意味合いの言葉で、英語圏では「名前の分からない人」「正体不明の人」のことをそう呼ぶことがあるそうです。なんで彼はこの名前を名乗ったんだろう。

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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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