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【新アニメレビュー】神に背く禁じられた研究「チ。―地球の運動について―」第1話『地動説』、とでも呼ぼうか

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「チ。―地球の運動について―」とは?
出典:TVアニメ「チ。―地球の運動について―」公式サイトより

原作はビッグコミックスピリッツで連載された漫画。
原作者は魚豊さん。

監督:清水健一
シリーズ構成:入江信吾
キャラクターデザイン:筱雅律
アニメーション制作:マッドハウス

ラファウ:坂本真綾
フベルト:速水奨
ノヴァク:津田健次郎

第1話のあらすじ

15世紀前期、ヨーロッパのP王国。12歳で大学への飛び級入学が認められた神童ラファウ。周囲の期待に応えながら常に合理的な判断を選択してきたラファウは、全ての学問の頂点とされる神学の専攻を宣言。一方で星を観察することが趣味で天文学への興味もあったが、義父のポトツキに全てを神学に捧げろと禁じられてしまう。
そんなある日、ポトツキから異端者として投獄されていた元学者のフベルトを引き取るよう頼まれたラファウだったが……。

第1話の感想

・今期覇権最有力候補の超話題作
本作は手塚治虫文化賞のマンガ大賞を受賞したことでも話題の漫画が原作。アニメ化決定までから漫画ファンの間で高い人気を誇り、アニメファンの間でも放送開始前から今期の覇権になるのではと大注目されていました。
第1話はその期待を裏切らない好スタート! ちなみに初回一挙2話放送です。

・舞台は15世紀ヨーロッパ
本作の舞台は15世紀前期のヨーロッパ。P王国で暮らす12歳の少年ラファウが主人公。彼は自他ともに認める天才で、飛び級での大学入学が認められるほどの神童。自身の頭脳に圧倒的な自信を持っており、斜に構えたナルシスト気味の小生意気な少年ですが、とにかく世渡り上手。特技は愛想笑いで誰からも好かれるように、常に合理的な判断を選択し生き抜いてきました。

出典:TVアニメ「チ。―地球の運動について―」公式サイトより

大学では当時全ての学問の頂点とされていた神学の専攻を宣言しますが、それはあくまでも合理的な判断によるもの。本当は星を見るのが好きで天文学への興味があるようです。しかし義父のポトツキには神学へ全てを捧げるよう命じられ天文学は禁じられてしまいます。教師であり父でもあるポトツキに逆らうことは許されずショックを受けながらもそれを受け入れるラファウ。

・「禁じられた研究」
ある日ポトツキから頼まれて異端者として投獄されていたという元学者の男フベルトを引き取りに行くことに。愛想笑いを見抜き、ラファウが天文学に興味があると知るや否や自分の研究のために観察しろと脅迫してきたフベルトに憤慨しながらも断れないラファウ。
「禁じられた研究」に手を出し投獄され、改心したから出てきたはずなのに研究を続行することを平然と口にするフベルト。
その「禁じられた研究」とは何なのか……それは地球が宇宙の中心にあって他の天体が周囲を回っているのではなく、地球が太陽の周りを回っているというもの。つまり「地動説」。
地球が宇宙の中心と信じて疑わなかったラファウはフベルトの言葉に大きな衝撃を受けます。

出典:TVアニメ「チ。―地球の運動について―」公式サイトより

・異端者は容赦なく拷問、幽閉、処刑
フベルトの研究していた地動説はこの時代においては異端とされたようで、バレれば拷問、そして幽閉、最悪処刑。某宗教が中心だったこの国では、地球が中心ではないという地動説は神に背く思想であり研究だったようです。
そのため異端者は容赦なく拷問され、町中では平然と火あぶりの刑が……。
というわけでかなーり痛いシーンがありますので、グロや痛いのが苦手な人は要注意です。自分も拷問のところは目を逸らしながらなんとかやり過ごしましたw。
ちなみに拷問を行う異端審問官のノヴァク役は津田健次郎さん。冷酷冷徹血の通ってない系ツダケンさんが好きな人にはご褒美かも。

・連続2クール放送が決定
原作コミックスは全8巻で完結済み。そしてアニメは連続2クールでの放送が決定しました。つまり原作の最後までアニメ化してくれるのがほぼ確定。アニメ制作は安定したクオリティに定評のあるマッドハウスで、声優陣も坂本真綾さんや速水奨さん、津田健次郎さんなど実力派揃い。期待しかない布陣です。
またアニメの主題歌を手掛けるのは初だというサカナクションのOPテーマや、ヨルシカによるEDテーマにも注目。

主な見放題配信サイト
ABEMA

Netflix

※その他の放送・配信情報はこちら

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