1話のあらすじ
岩盤に隔てられた「コロニー」で暮らすメメンプーとガガンバーの親子。父とともに「ワーカー」の仕事をするメメンプーには危険なあ未開地帯「ラビリンス」を開拓し地図をつける「マーカー」になりたいという夢があった。しかし危険が伴う上にまだ9歳のメメンプーの夢を、ガガンバーは決して許さず毎日親子喧嘩の日々を送っていた。
年に一度の祭りの夜、昔馴染みのマーカーであるウォルシュとその娘リンダが旅から戻ってくる。リンダから旅の話を聞きますますマーカーへの想いを膨らませるメメンプー。さらにラビリンスの地図を完成させたという伝説のマーカー・ウロロップを名乗る人物からの手紙には、メメンプーが何度も夢の中で見ている景色と同じ写真と、不思議な光る石が入っていた。
しかし突然コロニーに怪獣が現れて……
衝撃的な第1話
専門用語が多く最初はちょっととっつきにくいですが、ストーリー自体は分かりやすくメメンプーとガガンバーのキャラもはっきりしていていい感じ。親子の関係を描いているので、普遍的なテーマで万人に受け入れられそう。まだ世界観を全部は理解できていないものの、「コロニー」や「ラビリンス」の謎も明かされていくのかなと。
第1話ではマーカーになりたいメメンプーと、マーカーにさせたくないガガンバーの親子喧嘩が描かれます。そこへ、親子二代でマーカーとなったウォルシュと娘のリンダが登場し、メメンプーの夢を応援してくれるんですが、いざ怪獣が現れ自分も一緒に戦いたいと言うメメンプーに対し、それまで味方してくれていたリンダが「まだ子どもだから」と叱るシーンがなんとも刺さりました。しかもその後の展開がめちゃくちゃ衝撃的で、前半の楽しい雰囲気からのギャップがすごい。
自分はもう大人だ! と強がるメメンプーが現実の厳しさを見せつけられ絶望するという展開が、う〜〜〜〜〜んすごい。とっても絶望的でいいですね。この絶望からメメンプーがどんな風に成長していくのか楽しみです。
東地さんが最高
ガガンバー役の東地宏樹さんがもう最高でした。アニメで良く聞く東地さんというと渋くて低音で落ち着いたイケおじまたはイケメン役が多いイメージだったので、今回は全く違う東地さんが聞けて大満足でした。
酒好き・ギャンブル好き・女好きの典型的なダメ親父、でも娘のことを何より大切に思っていて、危険な夢を追いかける娘との接し方に大いに悩む、そんなガガンバーをとっても魅力的に演じてくれていました。とにかく感情表現豊かで、めちゃくちゃ楽しいお芝居なんですよね。
喧嘩したメメンプーのご機嫌取ろうと猫撫で声出してみたり、酒飲んで帰ってきてうとうとしながらメメンプーに話しかけながら寝ちゃったり、1話だけでありとあらゆる東地さんを聞けた気がします。
メメンプー役の天希かのんさんがまだ新人ということもあって、ベテランの東地さんと一緒にお芝居できるのはかなり大きいんじゃないでしょうか。と言っても天希さんのメメンプーも新人とは思えないくらい上手かったので、今後どんな声優さんになっていくのかも楽しみです。
関連商品
↓Amazonプライム会員なら月額600円でAmazonプライムビデオ見放題や無料の配送特典などお得なサービスを受けられます。他にも多数のサービスを利用できるのでオススメです!





コメント