6話のあらすじ
22年前、新宿歌舞伎町、荒んでいた柿崎はホストクラブのオーナーに拾われ、龍崎ノアとして生まれ変わる。№1ホストとなり、さらにはオーナーとなり、病気の母の治療費と妹の海外留学の資金を稼ぎながら充実した日々を送っていたが……。
6話の感想
タイトル通りの柿崎さんスペシャル。
22年前、まだ若かりし頃の柿崎さん(当時18歳)は新宿歌舞伎町の裏路地で黒服の男たち(ヤのつく人たち?)に絡んでボコられていたところ、黒服たちの上司(?)の男に拾われホストクラブ「ノア」で働くことに。店の名前を取って「龍崎ノア」という源氏名で、柿崎さんは数年後には店の№1になるほどの人気へ。
彼がなぜ裏路地で男たちに喧嘩を売るような荒み方をしていたのかは語られませんが、病気がちの母の治療費や妹の海外留学の資金をホストとなって稼いでいたところから見ると、母子家庭だったのかもしれません。その母が病気になり彼が一家の大黒柱に。
人間には二通りある、与える側と与えられる側というセリフ。彼は自身を「与える側」と自負していたようですが、やがてホストからオーナーになり、母が亡くなったことで次第に「与える側」ではなくなり始めていたことに気づきます。正確には与える相手が誰なのか分からなくなってしまった、のかな。
そんなに店の常連客だった満プロの社長からおっさんアイドルプロジェクトに支えられ、亡き母が残した「これから自分のために生きてみたら」という言葉を社長からも投げかけられ新しい人生を送ることに。
「与える」相手が他人ではなく自分でも良いのではと気づいた柿崎さん。これが中々に深い。本当の意味で自分に優しくすることって意外と難しいんですよね。
エタボに入ってから変化があった真田さんや石田さんとは違い、酸いも甘いも経験してきた柿崎さんはだからずっと達観した様子だったんだなと。
ちなみにひったくりから柿崎さんを救ってくれた青年、クレジットには「青年」としか表記されていませんが、見た目と担当声優が河本啓佑さんだったのを見ると間違いなくストラブの小田桐信長ですね。
まだお互いをこの時の相手だとは気づいていないのかな? ここで彼を登場させた理由もいずれは明かされるんでしょうか。
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